2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定! | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

福岡若手弁護士のブログ「ろぼっと軽ジK」は私です。交通事故・企業法務・借金問題などに取り組んでいます。実名のフェイスブックもあるのでコメントはそちらにお寄せ下さい。

http://event.yahoo.co.jp/tokyo2020/index2.html
 夜9時からの池上彰さんの特番を見終えて、仕事にとりかかり、未明3時に終えて、それからまた各局の特番をザッピングしてしまい、結局、眠ったのは朝6時めろとねんこ決定の瞬間までTVを見てしまいました。

 原発問題などと絡めていろんな意見はあるでしょうが、私が即時に思ったのは「これで消費税率増税は完全に既定路線になったな。だって五輪銘柄を含めて株価も急上昇するだろうし、英語以外の臨時道案内のニーズが生まれてちょっとした語学ブームもでてくるだろうし、なにより五輪実施を前に財政再建を後退させるように外国から見えるような選択はできないっしょ」でした。

 さてさて安倍総理の汚染水漏れ問題に対する質疑応答回答が科学的に正しいのか、いろんな意見も出てくるでしょうが、明け方見疲れたアタマに思いついた点を4つほど並べてみます。

1、前回1964年は10月10日が開催始期だったのですが、2020年の開催期間は7月24日~8月9日と決まっています。原爆投下と2日重なっています。
 特に最終日のお祝いムードが、長崎の原爆投下が重なってしまうので、その分、長崎県出身の自分としては後者が例年になくサラリと流されてしまう気がします。
 加えて、ホントにもはや九州よりも蒸し暑い東京の真夏のど真ん中で、マラソンを実施するのでしょうか走る今度こそ死人が出かねません。

2、今回の猪瀬都知事+自民党が組んだプレゼンプロジェクトはTVの編集もあるのでしょうが、前回の石原都知事+民主党がやったプレゼンの反省を生かし穴がなかったように見えました。
 猪瀬都知事が、繰り返した練習の末に、動作を交えた英語プレゼンを成功させたり(紛失した財布のエピソードの挿入もよかった)、皇室のかたや滝川クリステルがあえてフランス語でスピーチしたりと、非常に新鮮味がありました。
 日本人は外国へのアピール下手(外交下手)とよく言われますが、同じ東京という前回と今回という2つのプレゼンを対照して(しかも原発問題があった分、前回よりも不利な部分もあった)外国相手のプレゼン(根回しも含めて)とはいかになすべきかを国民向けに新聞社が簡潔にレポートでまとめてほしいです。
 それこそ外国と交渉する企業や官僚にとって活きた成功体験談として有用に活用できる実例といえるのではないでしょうか。

3、放映権料がばか高い関係で、たとえ日本国内で実施しても陸上や水泳や体操といったアメリカでの人気種目はアメリカのゴールデンタイムにあわせがちです、日本でいえば午前8時とか午前9時にぶつけられます。子どもは夏休みだから見れるけど大人はTV見れんがなsei
 職場でスマホを使ってネット生中継をコッソリ見る大人が増えそうです。
 
4、2012年ロンドンではオリンピックは7月27日~8月12日、パラリンピックは8月29日~9月9開催されました。前者は知っていても後者は知らない人がほとんどじゃないでしょうか。
 しかし、パラリンピック競技には、例えば自転車・陸上・バスケットボール・パワーリフティング・フェンシングなど、健常者(※末尾)が実際の競技の模様をみたらビックリするくらいエキサイティングなものが沢山あります。
 しかし、企業スポンサーがつかないため、夜のニュース報道でわずかな時間しか競技模様がとりあげられません
 怒り新党で国枝慎吾さんの車椅子テニスが取り上げられたときも、新3大と銘打っているのに2試合分しか試合画像が保管されていないという有様でした。
 滝川クリステルが「お・も・て・な・し」と言って手のしわとしわをあわせていましたが、相変わらずパラリンピックの会場が東京でもガラガラだったり、TV放送はいかにも公営放送のNHK以外は一切なかったりじゃ(ゲストも小粒ばかりだし選手のエピソードも全く無し)、ダメでしょ。
 日テレは24時間TVの代わりに毎日2時間ずつパラリンピックをゲストの面白いトークや取材を放送したらどうだ。それでこそ『愛は地球を救う』行動でしょ、やるなら2020年でしょ今でしょ
↓ランキング参加中、更新の励みになります。1日1回応援クリックを
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村  

※健常者という言葉が差別用語だという指摘も一部にはありますけれども、今回の記事では普通に使いやすい言葉として、他に替わる言葉が思い浮かばなかったため使用しております。