僕は鼻がつまっている
花粉症でもないし、風邪を引いていないときでも年中鼻がつまっている

鼻炎なのか?
でも鼻炎の人って鼻水出る感じだけど、
年中鼻水は出ない

とにかく鼻がつまっている


だから僕の声は、鼻にかかるような声かもしれない。僕の声を聞いた友達は、鼻詰まってるの?って言ってきたこともある。


小学生の頃は、口がポカンと空いている少年であった
口が空いてると本当に情けなく見える

その頃から鼻が詰まっていたのだろう

空気を取り込むために、口を開けるという進化を遂げていたわけだが、人は見た目が大切である。

散々、親に注意され、いつしか僕は口を閉じる人間になった

鼻がつまっているのに口を閉じたから
詰まった鼻でわずかな隙間から息をしているのだ

それが僕には普通のことであるから
苦しいなんて思ったことはない




しかし、
それがだ、





いま、猛烈に鼻水がダラダラ出た
24年分の蓄積した膿が鼻水となり流れ落ちてきた

一気に鼻が通った


いたい

鼻くそでコーティングされていた粘膜が、いきなり裸になったのだ

空気を吸う度、ヒクヒクする
空気がいたい。沁みる




でもなんて爽快なのだろう




取り込める空気の量が以前比10倍になった
人より少ない空気で生きてきた僕は、
常にヒマラヤ山脈の頂上で生活してるほどの過酷な状況にいる
毎日がハードなトレーニングだったのだ

今の僕がマラソン走ったら速いかもしれない




鼻が通っているって、すばらしい
こんな状態で生きていけるのだとしたら、
毎日がバラ色の人生になるだろうなって感じ




鼻が通っている状態がずっと続けばいいなと思いながら、



当たり前のことって気づかない

たとえば、
体重60kgの僕からすると、体重80kgの人は、毎日米俵背負って生きているようなものだ
しかし、デブはその現実に気づいていない

体型のことは気にしてるかもしれないが
まさか、自分が毎日こんな重いものを持ち歩いて生きているなんて想像すらしないであろう


慣れてしまってるから分からない
現状しかしらないから分からない


身体の事だけでなく、
いまやっていることもそう



付き合っている友達、恋人、
やっている仕事、
毎日の習慣



実はもっと爽快な素晴らしいことがあるのに
それを知らずに
こんなもんかって
当たり前だと思ってしまっている


日本を出た事ない人が、
初めて日本を出て、全く違う世界を見る
「あ、、、、僕が求めてたのは、これだった、、」
みたいなね








どれだけ僕らは、何かの制約を知らずに
受け入れながら生きているんだろうね









おわり




いまはまたいつも通りに戻りました。笑