澪の会の醍醐味というのは、
間近でみる舞はもちろんですが、この座談会にあるのかもしれません。
司会のお姉さんと井上八千代さんがちゃぶ台を囲み、
マイクを使って色々とお話をしてくださるのです。
ちなみに質問は事前に質問カードに記入の上、回収ボックスに入れておくと
井上八千代さんが目を通してくださるそうです。
でもこれは声を出すのが恥ずかしい方への対応だそうで、
お姉さん「我こそは!と仰る方は是非声を出してお願いします」
とのことでした。(笑)
自分の中でいくつか質問を考えつつ、井上八千代さんのお話に耳を傾けるのですが・・・
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
あれ、座談会終わりっ?!
質問タイムはっ??!!Σ( ̄□ ̄;)
どうやら時間がなくて
観客へのリアルタイムの質問タイムは
無くなってしまったようでした。。残念。
でも他の方への質問に対する回答というのが、
井上八千代さんの舞に対する姿勢や考えというものを感じさせて
それだけでも十分に良い経験となりました。
その中で一つ、とても印象的だったお話があります。
今回の舞「玉取海士」は能からの採り物なので、
跳ねたり転んだり走ったりと、かなり激しい舞。
八千代さんはちょうど11月にお誕生日を迎えてまして
還暦が近いご年齢とのことなのですが、
あの「玉取海士」を見る限り、年齢を微塵も感じさせない氣迫がありました。
それでもやはり、ご本人としては厳しいそうです。
「あと数年は玉取海士を舞いたいと思っていますが、
年々確かに厳しくなってきまして・・・
今回もなんとか、という感じではありましたが
思わぬところで着物の裾が思わぬめくれ方をしてしまったりもしますね」
着物の裾の動きまで操っていらしたんですか!!!!
この話を聞いて、上方舞教室のメンバーが猛反省したことは言うまでもありません。(笑)
極めるというのはこういうこと。
そんなことを、舞と会話を通して感じ取れました。
また参加したいと思います。