2024年6月8日 

週末の恒例の伊豆旅行だ。これまでも、そしてこれからも、おそらく伊豆ゴルフ旅行は私のゴルフライフを彩っていくことになるだろう。

川奈ホテルゴルフコースといえば、富士コースが有名で、かつては男子のフジサンケイクラシック、そして今はフジサンケイレディースの開催会場として名を馳せている。日本のベストコース100に入っているのはもちろんだか、川奈ホテル富士コースは、世界ベストコース100選にも選ばれる日本を代表するゴルフコースだ。 我々がいつもまわっているのは、その隣にある大島コースで、富士コースに比べればずっとカジュアルなコースである。ところが侮るなかれ、もともとの開業は大島コースのが先で、その景観は富士コースに勝るとも劣らない素晴らしいものだ。特にアウトコースは、1番から6番まで海を見渡せる絶景の連続で、相模湾と伊豆大島、そして岩壁に伸びる黒松が絵画のように美しい。その甲斐もあってか大島コースも日本のベストコース100選に何度も選ばれている。宮古島帰りの私からしてもやはり川奈の美しさは最高だと思わずにはいられない。そんなわけでここ数年は常連となって、伊豆ゴルフ旅行に来る時はその1ページを必ず飾るようになっている。 

大島コースはカジュアルなコースであるが、それゆえにいい点もたくさんある。乗用カートがありフェアウェイ乗り入れ可であること、ツーサムプレーができること、料金も割とお手頃でスループレーでサクッと回れること、そしてパー70の設定であるのでロースコアを出しやすいこと、などがあげられる。こんなにいいことずくめのコースだが、パブリックコースなのでメンバー制ではない。その代わりと言ってはなんだが、2年前に大島倶楽部という友の会の案内を見つけ、入会することにした。会員制ではないので、会員権扱いではない。入会金と年会費を払えばいいだけで、入会金は確か1万円程度だったと思う。大島倶楽部は文字通り大島コースが優待料金で回れたりツーサム割り増しがなかったり、富士コースの日帰りチケットがついてきたりとなかなか使い勝手がいい。しかもネームタグをもらえたりするので、私は第5のメンバーコースとして位置付けて年10回くらいはコンスタントに来ようと思っているところだ。 

今回の旅行も梅雨入り前の爽やかな天候の中、気持ちよくプレーできた。インからのスタート、前に一人プレーのお爺さんがいたが、会ったのは最初だけ、後ろはツーサムだがプレーに時間がかかっているので結局インコースは貸切のように伸び伸びとプレーさせてもらった。大島コースは距離は決して長くない。ただクセのあるトリッキーなコースなので知らないと大怪我する可能性もある。もう何度も回ってコースのクセは熟知しているので、波にうまく乗れれば好スコア出すことは十分に可能なコースである。この日もスタートの10番で3打目を右のラフから寄せてパーを拾うと取れそうなところはどんどんとパーを量産した。打ち下ろしのワンオンをねらえるミドルホールの13番はグリーン手前まで運んでパー。つづくバンカーに囲まれた14番のショートは怪我せずにワンオンに成功してパー。16番のいつもは乗らない長いショートもワンオンに成功してパー。終わってみれば39で帰ってくることができた。 

インターバルでビールを飲んでから後半の美しいアウトコースへ。こちらは最終組の後について回るので少し待ち待ちとなってしまった。それでも海を眺めながらのプレーは気持ちいい。やはり川奈は最高だ。途中、難しい3番でダボも打ったが全体的にはうまくまとめられた。後半は40でトータル79。パー70のコースとはいえ、今期初の70台が出て気分も気持ちよく楽しむことができた。

この日の泊まりは伊東の東急ハーベスト。そして楽しみな夕食は居酒屋寿司割烹のたっぱんでたのしく美味しい夜を過ごせた。