2024年5月25,26日の週末を利用して、那須に行ってきた。

今週末は先週に引き続き、北関東シリーズの2週目。開催コースは、ホウライカントリークラブと西那須野カントリークラブだ。この2コースは経営は同じで姉妹コースとなっている。どちらもチョイス誌が選ぶ日本のベストゴルフコースランキングの常連で、高評価のリゾートコースである。一昨年に数年ぶりで西那須野カントリーを回ったのだが、その美しさに感嘆し、もう一度、再訪しようとことで今回の旅行企画をした。

これまでも、年に1,2回は那須を訪れている。那須にはいいゴルフ場が多い。その中でもホウライと西那須野はその名をとどろかせているが、実はホウライカントリークラブを回るのは今回が初めてである。一昨年も、西那須野、ホウライで予約を取ったのだが、初日の西那須野があまりにもきれいだったため、2日目のホウライをキャンセルして、西那須、連チャンに変えてしまったからだ。ということで、今回の初日は、初見のホウライカントリークラブとなった。

晴天の気温23度、まさに完璧なゴルフ日和。スタートテラスから見る風景は、赤松と池が映え、9番と18番のグリーンが左右に構える美しいロケーションはここまでの長時間運転を忘れさせるに十分なレベルである。

イン10番からのスタートで、いきなり池がらみのロングコース。池とクリークを3回越えるハードなスタートだった。2打目の5Wはちゃんと当たってくれて、ピンまで残り165Yほどのラフまで運んでくることに成功したが、3打目はグリーン手前の池にあえなく吸い込まれダボスタート。ボギーオンでもいいから安全に攻めるべきだった。11番は、浮島グリーンのこれまた美しいホールだ。ティーショットはフェアウェイに置けたが、残りは160Yほど。10番の苦い教訓があるので、ここはレイアップ。これが功を奏し3打目を2メートルくらいに載せてパー。

12番は145Yのショート。6Iできれいに打てたが無情にも手前のバンカーに。風が上げていた、そしてピンが手前だった、ということが判断ミスにつながったのだと思う。この日は、このプレーからリズムを失った。13番も3Pでダボ、15番ではティーショットが左の木にあたりロスト。アプローチのざっくりもあってトリ。コースは美しいものの、プレーする側にリズムと余裕がなくなってしまった。

後半のアウトは、すっかりリズムを失い、ティーショットのフェアウェイキープができなくなってしまった。球を打とうとする悪い癖が出て益々余裕を失っていった。そして8番、バンカーに囲まれたグリーンのホールでまんまとバンカーにつかまり往復びんたを食ってしまう。結局このホールでトリを再び打ってしまい万事休す。初めてのホウライは痛い洗礼を受けて打ちのめされたラウンドとなった。48,49の97だった。

コースは何度も言うように美しいし面白い。池だけでなくブッシュがリンクス風であったり、シャッターチャンスは随所にある。一つ不満だったのは、乗用カートにリモコンがついていないことである。リモコンはないしフェアウェイ乗り入れもできないので、打ってはカートに戻りの繰り返し。しかもカート道からコースが見えないホールが多く、せっかくの美しいコースをゆっくりと楽しむことができなかった。もし次回このコースでするのならキャディ付きにしないとおんなじことになるかもしれない。

素晴らしい天気と景観に恵まれたが、口惜しさと悔いが残るラウンドだった