〜診察の順番がやってきたら〜
 
 
動物病院に向かう移動中と待合室での過ごし方についてお伝えしました!
 
今回は診察の順番がきたら猫ちゃんに穏やかに診察を受けてもらうために
診察室で注意すべき事についてお伝えします
 
 
 
 
診察室に入ったら
キャリーケースから「まずは猫ちゃんを出す」のではなく、
獣医師が今の猫ちゃんの症状や健康状態について問診を行います。
その間、猫ちゃんのキャリーケースは扉や蓋を開けてお待ち下さい*
 
 
問診が終わると猫ちゃんの体全体を実際に触り、
どこかに異常がないかを確認する身体検査を行います
身体検査やその後に必要な処置を正確にスムーズに行うために、
猫ちゃんにはより穏やかでいてもらう必要があります。
そのため無理にキャリーから引っ張り出すのは禁物なのです
診察室という環境下で猫ちゃんが少しでもリラックスできるための
時間を作ってあげましょう*
 
おやつや、おいしいフードを使ってキャリーバックの外へ誘導する
場合もあります
 
 
 
お気に入りのおやつやフードを持って頂くことは様々な処置をスムーズに
行うために大切なことです
 
大好物をもらう喜びよりも動物病院の怖さが勝る場合もありますが、
食欲旺盛な食いしん坊さんは喜んで食べてくれることが多いです
 
ワクチン接種の時にもおいしいものを食べながらだと
注射をされたことに気付かないこともあります
 
 
動物病院に来たけど、
「美味しい思いをした!なんだか悪くないかも?」
なんて思ってくれる猫ちゃんが増えれば嬉しいです!
おやつは単純に診察を頑張った猫ちゃんへのご褒美にもなりますね
 
ぜひ通院の際はお気に入りのおやつやフードをお持ち下さい*
 
 
 
採血が必要な際にはタオルを持参して頂くことをおすすめします
家の匂いがついたもの、隠れられるものを、猫ちゃんは安心だと感じます
採血する時にはいくつかの体勢がありますが、
安心できる体勢も猫ちゃんにより異なります
 
タオルで顔だけを隠したり
タオルで全身を包む方法も推奨されています!
その子にあった方法で採血を行います
飼い主様は猫ちゃんの気を逸らしてあげて下さい*
 
 
 
飼い主様へのお願いばかりでなく、
 
*大きな音や声を出さない
*部屋への出入りを最小限に留める・不必要な出入りをなくす
*優しく触る
*猫ちゃんの目を見つめない
 
などなどスタッフも日々気をつけています
 
 
 
診察が終了し、お帰りの際は病院からタクシーを呼ぶことができます
5〜10分程でお迎えに来てくれますので、スタッフにお申し付け下さい
 
 
 
 
 
 
 
猫ちゃんたちからのお願い事は
まだ続きます(^^)
少しでも参考になればと思います!
またブログに書きますね
 
 
 
 
 
看護師野村