こんなコトも以前から再三申しておりますが、
歳を取れば取るほど、
まーるく穏やかになっていくヒトよりか、
どんどん意固地に頑固に困ったヒトになるケースが多いような気がする。

ややフシギなカンジもするが、たぶんそれが現実である。
じじいに片足(すでに両足か!?)突っ込んでるあたいは、
なるべくそうならないよう、自重してる。つもり。

なのだが、
最近、麻雀がすっかりつまらなくなってしまった。
そして、麻雀やってるとき、ちょいちょい、気難しいおやじ化してる自分にふと気づく。
麻雀・暗算(さすがに全盛期の半分くらいになっちまったが)・本を読むスピード、以外のほとんどのことにノロマなあたいはなおさらこうゆうこといっちゃダメなんだが、
まぁ遅いニンゲンが多過ぎる。
しかも、これ、上からモノ言ってるようで恐縮でありますが、
あたいだってねぇ、
ヘタクソと年寄りが遅いのには、
寛容かつ寛大なのである。
ニコニコしながら指トントンする程度だ(それもダメか。すまねっす)。
だがしかし、
そこそこ打てるいい若いもんが、どいつもこいつも、
めっちゃ長考するのである。
ホント、しょっちゅう。

その件についてある日、
かなり腕が達者なヒトに対し疑問を投げかけたら、
「Mリーグにかぶれてんじゃないすかー」
といった返答があった。
なので、ユーチューブでさっそく確認した。

そしたら、
まぁビックリするくらい、こっちでも、
どいつもこいつも遅いんだなぁ。
あっちはともかく、
こっちはみんなプロでしょうが!?

とどめの一撃は、
今最も有名で、バラエティ番組にもよく出てるオンナプロ雀士が戦っていた一局での、
そのオンナプロ雀士の姿である。

国士13面張をテンパったとき(10順目ちょいくらいか?)
リーチかけるのに、

…10秒以外長考してやがった。
あたいが後ろで観戦してたならば、
迷わずアタマを引っ叩いていたであろう。
たとえそれでタイホされようが、
きっとそうしていた。

ダマでもリーチでもいいから、
(どんな背景があろうとも)二秒で決めれや!
と。

…プロなんつーもんがこんなんでは、
一般のたくさんのヒトたちが、
(エラソーに腕を組みながら)平気で長考するよなぁ。
ヤだけどしょうがないかなぁ、
と思ってしまいました。

だもんで、
そろそろ麻雀やめっかなぁ、
などと考えながら、
最後のひと勝負のつもりでおととい打ちに行ったときに、
…救世主がいたのであった。

このへんで、
いつものように、

続く。
のだが、
最後にひと言…

さっきの、
国士13面張リーチした、
モデルもやってる人気オンナプロ雀士。

元々、たいして可愛くもないしなんとも思ってなかったが、
もしあのとき、
一秒で、
「リーチ」
と素早く手牌を曲げていたならば、
きっと、
大ファンになっていたと思う。
一瞬にして、
惚れてたかもしれん。
岡田ナントカ。