今日はカレシと電話する予定だった。
あーあ、カレシ、風引いちゃって、電話できないって。
「う…ゲロゲロゲロ、ちもちわる…じゃ…またね…」
例えばそんな一言だって、いいのに。
カレシの体調 < デンワしてヨ!
になってしまっている私はわがままな彼女。
カノジョとかカレシ
付き合う
恋人
なーんていう言葉
ほんと、最近ちょっと使えるようになった。
付き合って、6ヶ月。
異国の言葉みたいだ。
あい、らぶ、ゆー
みたいな。
世の中が、周りが、社会が、本当に当たり前のように使う言葉で、その意味をあんまり理解しないまま、私も真似して同じ発音で言ってみているだけ。
ほぼ毎週、彼と電話している。
電話越しで聞く声は、会う時とはまた違う、ちょっと抑揚の聞いた、青年のような声。
そんな声を聞きいていると、私は胸が火照ってきて、ふ〜と熱いため息を吐いている。
ドキドキ、キュン…
どっちかっていえば、、
ムラムラ。
彼と電話しながら
部屋の中でベッドに体を横にして、目がトロンとしちゃって、暗がかりの中で小さな照明の明るさがぼんやりとあたって、生脚が出ちゃってるている、私の姿はきっとこの上なくセクシーでしょう。
セクシーな私も、罪なものよ。
心の安寧と取り替えに、心のざわめく。
波立ってしまう。
ああ、彼氏ができると、セクシー(変態)になっちゃうんだろうか。
今日は電話しないから、生脚どころかパジャマから腹だって出しちゃうんだからね!
今日の私は腹の出たポニョ!幼女!
心の安寧を享受したということで、カレシ、お大事にね。