日本画家・絵画講師・チェキグラファーの橘れいです。先日は芸術とデザインはグラデーションたというお話をしました。具体的に見ていきましょう。ブルーオーシャンレッドオーシャンよく聞きますね。

 

 

多くの人に似合うように商品を揃えているそれは資本がある大きな企業がやるべき事で個人がやることではないと考えます。ではどうして行ったらいいのか?ブラックオーシャンという言葉を聞きました。私たちは深海魚です。誰もいない真っ暗な海の中でたった一人のために作品を作っていくと良いでしょう。たった一冊しか本を置かない森岡書店という有名な本屋さんがあります。一冊しか本を置いていません。一冊しかない本屋さんにお客さんが来るのか疑問ですね。ですがその店主の思考・想い・人生を読み取ってお客さんがたくさん来ています。

 

 

たくさんの本を用意し誰もが想いを遂げれる本屋、誰もが・誰にでもという考え方は逆に誰でもないということにもなります。たった一人あなたのためだけに本を用意します。あなたのためだけに作品を用意します。デザインは今まで大量生産大量消費の下で成長してきました。そこにとても個人的な芸術的思考・自分とは何かたった一人自分だけを見てきた世界。その時相手たった一人の人だけに向かってデザインを考えていく。茶室の考えたそうです。一期一会あなたのためだけに用意をしています。そんな風に言われたらお客さんは嬉しいですね。

 

 

思わず行きたくなります。私たちはもうそういう時代に来たのではないでしょうか。たくさんの人に向かって訴えるのではなく、たったひとりのために作品を作る。商品を作る。話しかける。個人的な話をしていくことでとても深い関わりになりますスピーカーなステレオ的な訴えをするのではなくて個人個人にメッセージを送るように作っていくと良いでしょう。日本画家・橘れいでした。またね