先日、新風館3階のカフェサロンであった
『幸せの経済学』という映画鑑賞会とお食事会に参加してきました。
この日は、朝から、超ハードスケジュールで、カフェサロンに着いた時には、クタクタ状態・・・
で、上映されて間もなくして、私に睡魔が襲ってきました。
ヤバい!
私はこの映画を観たいと思い、申し込んだのに、今、この睡魔に負けてしまっては・・・って、数分、この睡魔に負けてしまいましたが、何とか観終わることができました。
予告篇ですが、こんな映画です。
http://www.youtube.com/watch?v=iqjvmV4qOe0
この中で、
「さらにもう一つの危機
それは、人間の心の危機」
っていうことに私は、ハッとしました。
以前、友達と
「物がこんなに溢れて、便利になっているのに、なんで、昔の人よりせかせかして、あわただしく生活してるんだろう?
心にゆとりが、もっとほしいな~!」
って、話したことがあるんです。
「それが問題なんよ」
って、友達は言いました。
私だけではなく、多くの人が、心にゆとりがなく、毎日をあわただしく生きているのではないでしょうか?
上にも書きましたが、物があふれ、便利になっているにも関わらず、時間に追われ、経済に追われ、家族との会話も少ないって、どこかがおかしいって思うんです。
その危機を経済をローカル化することで、救われるっていう試みの映画だったんです。
ふ~~~ん!?
そうなのかな~?・・・なんて思いながら、観ていました。
経済のことにうとい私には、女性として、母として、この世の中を観て判断することが、一番わかりやすい。
経済の発展により得たものも多いですが、失ったものも多い。
我が子が幼い時になったアトピー性皮膚炎・・・アトピーとは「奇妙な」っていう意味なんですが、経済が発展し、環境が損なわれることで、だんだんと増加している。
そして、今、成人が突然、アトピーになるのは、ストレスと原因があると言われてます。
それを知り、食事の面で、日本本来の食べ物が一番いいとわかり、無農薬野菜の旬の野菜を買うようになりました。
日本人の腸は、本来、牛乳からのカルシウムを吸収するようにはなっていないと知り、息子達には、牛乳を飲めなんて言わないで育てました。
その代りに、海藻や野菜はたくさん取りました。
話がそれてしまいましたが、今だから、幸せの経済って、何なのかを知る時期なのかな~と思うんです。
そして、経済をローカル化することが、幸せに繋がるのなら、私たちはなにをしたらいいんだろう?
今回は、「地産地消」というテーマでの食事の内容。
水野シェフが、自ら、取引のある農家から、バイクでお野菜を仕入れてくれた料理を頂きました。
無農薬で、先日の台風で、傷がいって、商品にならないキュウリとか、賀茂ナスとか・・・
話を聞くと、農家の方々の苦労が見え、大切に育てられたその野菜を水野シェフが暑い中、バイクで運び、料理してくださり、感謝しながら味わいました。
この日、私の携帯は、既に、私の体と一緒で、バッテリー切れ!
写真をとることが出来ず、facebookでお友達になった西野さんにお願いして、写真を送ってもらいました。
どれも、心のこもった料理で、おいしかった~!
安い!っていうだけの料理ではなく、地元の安心な野菜を使った、料理を提供してくれるお店がもっと増えるといいですね~!
そういえば、仕事柄、色んな飲食店に行くんですが、京都には、京都野菜を農家から仕入れて使われているお店がおもってたより多かったな~!
そんなお店をどんどん応援していきたいって思います。
そして、京都だけではなく、全国で、このようなお店がたくさんできるだけでも、地産地消が発展し、消費者も意識し始め、それが、経済効果となっていくのではないでしょうか?
そして、地産地消が広まることが、これからの農業、漁業の発展に繋がり、
また、人々の健康にも大きな良い影響を与えていけると思います。
もちろん、燃料の節約にも繋がりますね。
みなさん、機会がありましたら、是非、『幸せの経済学』ご覧になってみてください。