リトルターン
ブルック・ニューマン作
五木寛之訳
リサ・ダークス絵

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内容紹介
ぼくは飛べなくなった鳥。全ては失われた。
今までの生き方は残っていない。
じゃあ、何のためにここにいるんだろう。
ぼくは、ひとりぼっちの一風変わった旅へ…
未来へ羽ばたく愛と友情の物語。
内容(「BOOK」データベースより)

ぼくは、再び空を飛べるだろうか―。
突然飛べなくなった、
一羽のリトルターン(コアジサシ)がたどる、
一風変わった挫折と再生への旅。
この物語のおもしろさは、
その再生の『謎』を解くことなのかもしれない。
キーワードは、
見えない世界への視線、直感力、
そして詩的なイメージからこぼれ落ちた「想像力」
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朝読書の際、
クラスの学級文庫にあった1冊❗

なかなか曖昧で
なかなか面白い。


(星の言葉)
☆そりゃもちろん。鳥の目的は鳥であることさ。

☆うーん。本当のことを言うと、われわれ星は、星としてやらなければならないことだけしか知らないんだよ。君たち鳥を観察し、学んだことから想像くらいはできるけれど、正直言って、星にはどういう鳥が鳥として完全なのか、なんてことはわからないのさ。君たち鳥が、われわれ星の生き方を完璧には理解できないようにね。

(アジサシの言葉)
☆それでも、僕は考えた。もし求める気持ちを自分の心から追い出してしまったら、その時は自分が求めるものを手にするのは、とんでもなく困難になるだろうと。

(ゆうれいガニの言葉)
☆普通とか普通でないとかいう見方にとらわれている限り普通でないものは普通じゃないんだ。
☆結局のところ
普通でない君を受け入れるのに、普通でない僕ほど適しているものはないだろう。きっときみは、自分が知っていることに慣れすぎているんだよ。きみはこれから、自分が知らないことを知る必要がある。ただそれだけのことさ。

10分そこらで読める本です。
朝から面白い1冊と出会いました❗
ヽ(・∀・)ノ

お互い、今日も自分を楽しみましょー🎵
(・∀・)人(・∀・)