月組さんの宝塚大劇場千秋楽を配信にて観劇。

タイトルは『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』。

月城かなとくん、海乃美月ちゃんトップコンビの退団公演であります。


かなとくんは元雪組っ子。

ご贔屓さんがいた時代と重なってて、やはり沢山の思い出があります。

『心中•恋の大和路』や『一夢庵風流記』『るろうに剣心』あたりは特に鮮明。



月組に組替えになってからは観劇機会は減ってしまいましたが、かなとくんと美月ちゃんのお芝居が好きでした。


今回のお芝居は正塚晴彦先生の作•演出。

お互いが出会ったことで自分らしく居られるという場面で、久々にトップコンビ完全当て書きを観たという気分に。


というのも私個人的に美月ちゃんの芝居は雪組寄りだと感じていて。生粋の月組っ子のはずなのに。

雪組からかなとくんが来て、美月ちゃんは伸び伸びと芝居が出来るようになって、かなとくんも美月ちゃんが居たことで新たに月組の月城かなとの芝居が出来るようになったのかも、なんぞと勝手に思ってたので。


それにしても正塚センセの作品は配信で観ると画面が暗いあせる


ショーは最近雪組はご無沙汰の中村一徳先生。

こちらは常に舞台に沢山人が居て下級生ファンも嬉しいのではと。

画面も明るいし(笑)


後半山場の「荒城の月」での群舞が圧巻でした。


サヨナラショー前に読み上げられたかなとくんのご挨拶と流れた映像で、また懐かしく思い出し。

組替え当時雪組の組長でもあった、現月組組長みとさんの「やっとここまで育つたのに月組に?!」は、ファンとしても同じ思いでいたっけな(笑)


サヨナラショーでは儚げなイメージだった美月ちゃんの笑顔が、強く明るい笑顔になってて胸熱。

最後トップコンビのキスシーンで終わるのが良かったな〜。


かなとくん退団ご挨拶のブーケは赤いバラ。そしてシンプルな黒燕尾でした。


東京公演の大千秋楽まで、無事に駆け抜けられますように。