こんにちは。今回の記事は私がおすすめする本(ライトノベル)の紹介です。

 その本は、入間人間さんの『おともだちロボ チョコ』です。紙の本としては一巻完結なので読みやすいと思います。

 『おともだちロボ チョコ』のストーリーは、SF的な近未来の世界で、主人公(表紙右側の子)たちがカタツムリのような機械に乗って謎の生物と戦うといったものです。

 その中でチョコというロボット(表紙左側の子)がでてきて、主人公とチョコの関係がメインとなって物語が進行します。公式的に恋愛として描かれているかは難しいところですが、百合として読むこともできます。

 この作品の個人的なおすすめポイントは、チョコがあくまでロボットであり、人間のような心を持っていないところです。ロボットが出てくる作品は、途中でロボットに心が芽生えて……といった展開のものが多いですがチョコはあくまでもプログラムされた行動をします。でもそれに人間(主人公)は勝手に救われてしまう……というのが私の推しポイントです。

 loundrawさんの絵もチョコの無感情な部分を強調しており、魅力的です。

 ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。