初めてのキスは、日付が変わって


2月27日・・・


深夜。


3人で飲みながら、昔話をしていた店で。


もう一人が席を外したとき


向かい側に座っていた彼が立ち上がり、


『ねぇ~ キスしたい。。。』


と言って、


私の唇に、彼の唇を重ねてきた。


あんなに遠い、遠かった唇が。。。


あの感触を思い出すとき


私はただの女になってしまう・・・。


それから、何度かその日にキスをした。


もう始発電車が動き出した街。


人並みに逆らうように、彼と二人手をつないで進む。


何度も顔を見合わせながら、


確かめ合うように・・・キスをした。



彼は今頃夢の中かな?


再会の日・・・


私はそこに居合わせたみんなと渋谷の駅で別れ


一人タクシーに乗り込み仕事に戻る。


打ち合わせを兼ね、先方がまだ食事をとっていなかったので


適当に居酒屋さんへ入った。


ビールを少し口に含んだ頃


バイブにしていた電話が鳴る。


「さっきはどうもありがとう。」と彼。


「え??なんで???」しどろもどろな私。


「名刺に携帯の番号が書いてあったから・・・。」


仕事中と言うこともあり、キリの良いところで一旦電話を切る。



私のこと覚えていてくれたんだ。。。


20年たっても、私のことを・・・。


「大人になったね、若々しいけど 笑。」



それから、かなりの急展開で、


この恋がはじまった。


当時16歳の私が


そんな夢のような時間を過ごしていた私が


さらに夢のような現実を手に入れるなんて。。。


2月25日 まさか再会できるなんて思わなかった。


でも必ずいつか逢いたいって再会を望んでいた。


とにかく・・・


大人になった彼と私が


名刺交換しないと


彼のことで頭がいっぱいの


今日の自分に会えてない。


突然見覚えのない番号からの着信。


電話の向こうに


聞き覚えのある彼の声。。。


再び 体中に電流が。


たった今、


仕事が終わった彼からメール。。。


徹夜に近い状態の彼。


きりがないほどRE>RE>RE>


ってメール。



これもきっと・・・いつまでも忘れない、


忘れたくない・・・


忘れられない想い出になるんだろうなぁ~。