石切劔箭神社さんへ | ぷかぷか ゆらゆら

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あらがうことなく流れのままに

神津嶽本宮さんの

下山の時、

神職さんとお話させて

いただいたら

近くの石切さんの

上之社さんの話題になり・・・

 

実は前日、

石切さんに上之社さんが

あることを知りました。

気になりましたが

石切さんの辺は道が狭く

上之社ってことは

車はムリだろうなぁ・・・と

思っていました。

 

でも、せっかくだし

聞くだけ聞いてみようと思い

『車でいけますか?』と

尋ねたら、

道は狭いけど、

駐車場もありますよ。

いいところですよ~

と教えていただけました。

 

それはぜひということで

伺うことにしました。

 

確かに道は狭かったです。

でも、無事到着。

 

鳥居から見上げただけで

気持ちよかったです。





石切劔箭神社は

神武紀元二年

現在の生駒山山頂に程近い

宮山に饒速日尊を

奉斎した事をもって

創祀と致します。

その後、崇神天皇の御代には

可美真手命を奉斎するため

下之社(現御本社)が

創建され長らく饒速日尊を祀る宮山

可美真手命を祀る下之社(合わせて

石切劔箭神社二座)として

祭祀が継承されました。

慶安三年(一六〇五年)

宮山の御神座は光堂山

(現在の上ノ社鎮座地)に

御遷座が行われ下之社に対し

上ノ社と称されるようになります。

しかしながら時代は下って

明治四十年政府の

神社合祀政策によって

上ノ社は下之社に

合祀されることとなります

その後上ノ社跡地として

石碑のみを

有する形となりましたが、

崇敬される参拝者は後を絶たず

多くの方々の御懇志により

昭和四十七年に再興され

現在に至ります。

現上之社の御本殿は

元は下之社に本殿として

造営された室町時代の

建築によるもので

昭和七年に

現本社本殿造営を機に

解体保存されていたものです。

 

和御魂と荒御魂

神様のお働きには

和御魂(にぎみたま)と

荒御魂(あらみたま)という

二つの側面があります

和御魂は

優しく平和的な側面であり

荒魂御は

荒々しい側面です

荒魂御は勇猛果敢で

義侠心に富むとされ 

その荒々しさから

新しい事象を

生み出す活力の源と

されています

和魂御と荒御魂は

同一神ですが

別の神様に見えるほど

強い個性をお持ちです 

伊勢の皇大神宮(内宮)に

おける正宮は

天照大神の和魂御をお祀りし

荒祭宮には

荒魂御がお祀りされています

同様に上之社では取り立てて

石切劔箭大神様の荒魂御を

畏れ畏み奉斎しております

 

本殿の奥にも末社さんが

あると教えていただいたので

進んで行くと

弟橘姫命さま

(おとたちばなひめのみこと)

御焚屋媛さま

(みかしきやひめ)

がお祀りされている

婦道神社さん





 

八代龍王さまが

お祀りされている

八代龍王社さんも

お参りしました。





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感謝です。

いいお参りになりました。