新嘗祭 | ぷかぷか ゆらゆら

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あらがうことなく流れのままに

今日は勤労感謝の日であり

神社さんでは新嘗祭が催行される日。

 

新嘗祭は天皇が新米を神様に奉納し

天皇も食され、お米に感謝する

宮中祭祀。

 

神嘗祭とは少し意味合いが違いますが

どちらも今年お米が収穫できたことに

感謝をするお祭り。

 

日本人にとってお米は命の源。

なくてはならないもの。

そしてお米から学ぶことがあることを

先日見てたTVで思いました。

 

稲の苗は根元から新しいの茎が

どんどん出て来て(分けつと呼ぶそう)

茎自体もドンドン太くなるそうです。

でも、天候やいろんな影響で

分けつが思うように

進まないこともあるそうです。

そんな時には専用の道具で根を少し切ると

苗が危機感を感じて?

今まで以上に根を張るようになり

分けつが進み、茎も太くなるそうです。

苗にとっては酷なことですが、

ストレスをかける荒療治が

時には必要。

それで強く育てば

秋に台風が来てもびくともしない

強い稲に育ち、

たわわなお米が実る。

 

人間ものんびり楽しく過ごしたいとこですが

そればっかりでは強くなれない。

稲と同じように、時には根切りされることがある。

でも、それに腐らず根を張れば

少々のストレスには負けない

強い心を作ることができる。

 

稲の苗のように荒療治に負けず

稲穂のように実ったら、こうべを垂れる

そういう生き方を目指したいなぁ~と思いました。