父母恩重経 | ぷかぷか ゆらゆら

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あらがうことなく流れのままに

薬師寺のお坊さんが

来てくださる

お写経会に参加しました。

前回は10月に伺って、

4か月ぶり。

(詳しくは2016年10月7日)

 

このお写経会では般若心経の

お写経もあるのですが

『父母恩重経』

(ぶもんおんじゅうきょう)

といって、

親への感謝をお経にした

ものも写経させてもらえます。

 

とても長いお経なのですが、

訳したものを一部を

載せてみます。

 

1つ、お母さんの

    おなかの中で、

    十月十日育てていただく

2つ、出産の時の苦しみ

3つ、子供が生まれて、

    今までの苦しみを忘れる

4つ、母のお乳によって

   育てられる

5つ、湿ったところには

        親が寝てくださる

   (昔は今みたいな

        家ではなかったからでしょう)

6つ、オムツを取り替えてくれる

7つ、安心して

       食べることができる

8つ、子のためなら

       やむなく悪業をつくる

9つ、子供が帰って来るまで

    心配する

10  親は亡くなってからでも

    子供を見守りたいと願う。

 

どんな恩返しをしても、

到底かなわない恩を受けて来た。

どんな人でも、

1人で大きくなってきたのでは

ないのに、大人になると

それを忘れ、親をじゃけに

するのはもってのほかです

ということを説いています。

 

座敷童子さんのお宿の

仙養館の女将さんにも

親に対する言葉遣いを

気をつけなさいと

指摘いただき、

このお経の深さを

さらに知れた気がします。

 

そして、

またそういうことかぁ…と

つながった話を思い出しました。

長くなるので、

そちらはまたの機会に・・・