野村スコープの隠れたデザイン
野村スコープの隠れたデザイン
野村監督のID野球の象徴。

ちょっと古いですが、野村スコープを知っていますか?
野村監督と言えば楽天の監督。
でもID野球を知らしめたのは、間違いなく野村スコープでしょう。
テレビ中継の解説者の時、言葉では難しい野球の解説を、図解であらわしたものです。
次はここにカーブが来ます。 なんてピッチャーの配球パターンをズバリ言い当てていたものです。
この野村スコープのデザインも、ストライクゾーンに・・・ という話ではありません。
もっとすごいデザインの秘密があるんですね。
野村スコープはテレ朝が作成したもの。
つまり、世界初のキラーコンテンツだったわけです。
デザインのキモは、野村スコープが最初に登場したのが 西武VS日ハム なのです。
巨人戦ではないんですね。 当時は巨人が全盛期。
私だったら、巨人戦で大々的に!と思うはず。
でも野村監督は、そうはしませんでした。
その理由がデザインです。
「変なものが画面に出てうるさい」などのクレームを言ってくる視聴者も、あまりいないだろう。という考えだったそうです。
新登場のさせ方自体が、デザイン(計画)なわけです。
何よりスゴイのは、開発者側でありながら、「変なものが画面に出てうるさい」という視聴者側の視点で考えていることです。
実際は大好評。テレ朝の社長賞ももらったそうです。
これはお店なら、オープンのタイミング。
誰だって人が集まるタイミングにオープンしたい。効率いいですから。
でも、そう言う場合はスタッフが慣れていなかったりで、お客さまのクレームにもなりやすいもの。
相手のことを考えても、結局は自分に返ってくるものだったりするわけです。
お店ならプレオープン。 ビジネスならテスト販売。
野村監督レベルは難しくても、当時の西武と日ハム役には、選ばれたくないものです。
知ってました?