『AZUMI幕末編』16日昼公演を観て来ました。
色々あってから、町田さんが新しく進んで行くと決めた道の第一歩の舞台。
感慨深いものはあります。
が、やはり“町田慎吾は町田慎吾”でした。
舞台に立つと町田さんはスイッチが入るのだろうなぁ。
ファンを魅了して止まない、役がおりてきてる、そういう町田さんなのです。
プラス今回はまさかのDanceシーンまである訳ですよ。
(プレゾン観てる身には真剣な舞台中に踊り出しても何の違和感もないけど)
それも町田さんの振り付けだっていうんだから、町田節全開です。
川栄ちゃんのお陰で本気でシャカリキに踊ってるしさ~。
‥‥いや、いつでも全開で本気だな、町田さんのDanceは、すいません。
正直、町田さんが舞台に立ってる、表舞台に立ってるってことにもっと感動するかと思ってました。
でも実際、目の当たりにしてみると町田さんが舞台で演じていることが自然すぎて、当然のこととして受け容れてたのです。
町田さん、舞台で演じてる踊ってるのが当たり前な人なんだ、そういう才能を与えられて生まれてきた人、努力してきた人なんだ、としか思えないの。
だから安心して観てました。
舞台に立つ道を選んでくれて、ありがとう。
町田さんの演じる滝沢欣矢は典型的な幕末のダメ旗本。千五百石は結構貰ってる?
だから取り巻きがいて調子に乗って、旗本だから俺何しても許されるよぉ的な。
でも実際は自分に自信がなく、引け目しか感じてないから、イキがってる。
どうして志乃のことが好きなのか、志乃じゃなきゃダメなのかと叫ぶシーンが哀れで哀れで。
サディスティックな悪役なのは台詞な部分だけで、町田さんの役作りというか岡村さんの演出は哀れな男、だったのかなぁ。
そりゃ、好きにはなれませんが。
席的にそのシーン正面じゃなかったので横から見てたのだけれど、あずみに斬られるシーンの表情、所作、素晴らしかった。
そこにも、「あ~、町田さんだぁ~」ってなりました。
目の前をコロッコロ転がってくのも町田さんらしい身のこなし。
近藤勇はヤな奴だった、うん。
まさか町田さんが新撰組の衣装を身に着ける日が来るとは思いもしませんでした。
そこはちょっと嬉しい。
沖田総司はいたけど、土方歳三はいなかった、多分。
近藤さんが他の隊士たちをほれ行けと突き出すとこに、この解釈が顕著に描かれてるのかな。
近藤さんのこと割と好きなので、今回の解釈は私的にはNGかも。
この辺が実在の人物と時代背景で作品を創る難しさなのかな?
本編に説明台詞が多いのは仕方ないんだろうけど、少しでも幕末のこと興味もった人間には異論が生じちゃったりするのです。
新撰組が好きな人にはお薦め出来ないし‥‥
私はそこまで新撰組に思い入れないけど、先日の『時代劇法廷』etc.のせいで西郷さんへの思い入れが人一倍あることに舞台中気付いてしまった。
悪人の西郷さんなんてイヤ。
ごめんなさい。
今日は特別になのか前説に町田さんが欣矢で現れて歴史背景、攘夷etc説明してくれたのは楽しかったです。
あれを本番2時間前くらいに岡村さんに言われて覚えたなんて凄いわ。
「誉めてくれ~!」って求められなくても「よく出来ました!」って心から拍手喝采。
レアなもの見せていただきました。
川栄李奈ちゃんにはホント度肝を抜かれました。
華奢な身体のどこにその体力が秘められてるの??って運動量、なのに台詞が乱れない。
ちっちゃくて可愛いのに、力強い。
川栄の魅力は声のか細さにもある?
繊細さが川栄ならではのあずみ、なのかもしれない。
ただひとつ信じてすがってきた掟に疑念を抱き、葛藤する様だったり、自分と同じ境遇の自分よりも幼い者たちを戦いの道具とする人々への憤りに気付いてく様が丹念に描かれてて胸を打たれる思いでした。
左腕の痣は痛々しかったけど、それも勲章よね。
川栄の女優人生、最初の一歩を観られて光栄です。
応援してます。
浅香航大くんの竜馬は貫禄というか説得力がありました。
坂本竜馬ならそう願っただろう、夢見たであろう。
だから暗殺されたのかも知れない、って納得できるような。
前半から後半になるに連れ、竜馬が夢を大きくしてく、変化させていく。
それが舞台中に浅香くんが成長していっているかのように見えました。
まさに「マヤ、恐ろしい子」を見た感じ。
そして早乙女友貴くんの殺陣が生で観られて本当に幸せでした。
もともと大衆演劇好きなのでもう惚れ惚れです。
刀のキレ、スピード、力強さ、圧倒されます。
役としては壮太の何から何までが、みんな切ない。
そう「刀にだって心はある」のです。
最後のシーン堪んないです。
岡村さんの意図してるだろうことは‥‥
大衆の意思。
意思、意志。
どっちの字だろう?
現実問題、戦争はなくなっていない。
戦争の影に支配者の意図があり、利権を求める者がいるのも普遍の事実。
でも戦争は望ましくないし、子供に武器を持たせるなんてもっての他。
そう思い意思表示できる人間をゆっくりでもいいから増やしていくしかないんだろうな。
と考える。
大概、長くなってしまったので他の出演者の方には触れられませんが、熱量、情熱ハンパないです。
だからこそ若い世代の方にぜひ観て欲しいかも。
何かを感じられるかも、です。
入り口はなんだっていいのだから。
その入り口が私には町田さんなのが嬉しいこと。
いつも世界を拡げてくれて、ありがとう。
(Twitterに書いたものに加筆しています)















