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フラッシュより
 
 
[中略]
 
紳助が口うるさく経営にタッチしなければ、放漫経営に陥りがちな業種だから、本来、沖縄でうろうろできる身分ではない。しかし今、紳助は沖縄から電話やネットで指示できる程度で、従業員の前に立つことができない。
 たしかに売れすぎた顔は隠しようがない。大阪や東京で経営の最前線に立てば、単なる野次馬以上の悪意ある客にも囲まれる。もともと気が小さい紳助には耐え難い場面だろうが、ホントはそこを押し切って人前に出なければ、紳助の事業は遠からず瓦解してしまう。
 警視庁の捜査関係者が絵解きをする。
「紳助だってその程度のことは知っている。でも、それができない。なぜなら山口組の極心連合会など、暴力団のお友達に取り巻かれることが分かりきっているからだ。
 彼らは紳助を脅すようなマネはしないし、言わない。あくまで紳助のお友達として、正味の味方として、暖かく迎える。だけど、紳助にはそれがかえって怖い。ずるずる引きずり込まれて、収拾がつかなくなるのが自分でも分かっている。
『お金ちょっと用立ててくれへんか』『ええ物件があるで』『一つ協同で事業やろやないの』『相手はタダでも紳助さんならええといってる』など、あらゆる甘言を弄し、親切ごかしに紳助のカネを引っ張っていく。
 それが怖いから、紳助は戻れない。結局、紳助は今、暴力団の親切さから逃げているともいえる。しかし、そうそうは逃げ切れない。いつか大阪、東京に舞い戻って、骨の髄までしゃぶられる運命にある」
 紳助は完全に目測を誤った。「芸能人紳助」と「芸能人でない紳助」との落差である。暴力団にとって非芸能人の紳助は不景気の今、珍しくカネを持っているお仲間であり、遠慮しなければならない仲ではない。いざとなれば、ちょっとぐらい痛い目に遭わせても、紳助は警察に駆け込める立場ではないのだ。多数の大衆を相手にする芸能人の持つ「公共性」を、紳助自ら投げ捨ててしまった。
 しかも東京都が10月に暴力団排除条例の施行を迎えたのをきっかけに、急に民間の暴排意識が高まった。紳助もますますアウトになる。
 
 
[中略]


 金融や不動産からの締め出しは暴力団にとってじつに厳しいが、それでも業界の責任による暴力団対決である。警察はここでも後景に退いて、単にバックアップするだけ。警察は暴力団対策にやる気があるのかないのか、とにかく暴排空気をワッショイ、ワッショイ煽ってだけいる。
 気楽なものだが、反面、警視庁の刑事は今なお芸能やスポーツネタを嗅ぎ回っている。年内にもう1発、紳助騒ぎの再来をぶち上げたい。島田紳助はとんでもない時期に芸能界を飛び出し、暴力団側に転げ込んだものだ。暴排機運に揉みくちゃにされたうえ、彼の事業がどうなろうと、銀行はもう彼にカネを貸さないし、不動産も借りられない。紳助は社会的に孤立化した。

一部引用終わり。

うーん、
昔、『極道の妻たち』が流行った頃に、岩下志麻が、ヤクザなら親かて◯せ、なんて台詞があったけど、それ以来、何かのためなら身内だろうが誰だろうが全部吸い取るイメージがあるんだよねえ。