お遍路*徳島① | 関西うつ自助会 家族会 -La Familia -

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うつ家族のコミュニティです。


ドキドキとワクワクとちょっと不安と。出発した歩きお遍路の旅。
「ぇ‼これが道なん‼」というあぜ道

トトロのような「どこまで続くんだろ?」という道。

道を間違えないように一歩一歩慎重に歩を進めていく。

知らない人たちと交わす言葉。

初めての参拝はお寺の中にも何個もお堂があって「どれが本堂なん⁇⁇」軽くパニック。

お大師さんである杖も置き忘れて置き忘れて。私の場合は杖を亡くなった心友だと思って歩きました。

人を信用することの難しさ。
宿へ向かう途中出会った1人の優しいおっちゃん。宿の近くまで一緒に地図見ながら歩いてくれた。
明日に備えてスーパーに寄りたかった私。2人でスーパーに行っておっちゃんが「荷物見といてあげるから買ってきぃ」
一瞬大丈夫かなって思いがちらり。ほなけどおっちゃんええ人やし優しいし、荷物を預けてスーパーに入った私。そしてだんだん募ってくる「荷物無くなっとったらどおしよぉ、、、⁈」とゆうおっちゃんへの疑いの思い。
疑い始めるとどんどん膨らんでいく不安。



でもおっちゃんはちゃんと荷物を見て待っててくれた。
初対面の人だから信用する方が危ない‼ってゆうのが一般常識なんだと思いますが、おっちゃんの優しさとそれを疑ってしまった自分に反省。



お遍路で出会った人は言います。
「都会とか最近は子供に知らん人と口きいたらあかんって言うけど、ほんまは子供には知らない人でもちゃんと挨拶しなさいって教えるんやけどな」
ほんとに間反対。寂しい社会にはしたくないな。寂しい心にもなりたくないな。





重い荷物をしょって、1日25kmくらい歩いた身体。汗を大量にかいた身体。
宿に着いた時宿のお母さんが出してくれる冷たく冷えた麦茶。温かい湯船。最高に、心の底から「気持ちいいー」を噛みしめる。