『反原発運動弾圧に断固抗議する!』
この秋以降、関西で起きている反原発運動への警察犬力の介入、運動参加者の不当逮捕、検察による起訴の状況は、戦前の治安維持法による社会主義者への逮捕・拷問の歴史を彷彿させます。
東日本大震災に伴う福島の原発事故で、多くの住民が故郷を追われました。
放射能汚染はずっと続いたままです。
その後始末はもとりより、原子炉内部の実態さえつかめないのが今の状況です。
今日、原発推進者たちは大飯の再稼働を突破口に、他原発の再稼働を渇望し、その道を進みつつあります。
その危険性をまじめに考え合法的に抗議行動を行っていた善良な市民が警察に多数逮捕されるという異常事態が関西で発生しました。
東電などの自己責任は反古にされ、真剣に原発の危険性を訴えてきた善良な市民が逮捕・起訴されるという本末転倒がこの国で今起きています。
非暴力で行っている反原発運動の弾圧は、民主主義への重大な挑戦でもあります。
反原発の声を上げれば、逮捕の危険さえ生まれるのが現状です。
警察と検察による善良な市民弾圧を直ちに止めるよう、国民の皆様に訴えます。
平成24年12月27日 息子が逮捕・起訴された父親より