令和6年、2月24日、土曜日 長堀先生講座の案内


【第477回、関西日本サイ科学会研究集会】


題名: 「長堀ドクターが現代風に千島学説を語る」 講座


令和6年2月24日 15:00 ~約2時間半


講師: 長堀 優


場所:摂津市正雀市民ルーム、大会議室

阪急京都線、正雀駅から徒歩3分

https://shojyaku.net


開催時刻:PM3時から2時間半程度


参加費:会場、WEB受講とも4000円(日本サイ科学会会員 3500円)


題名:「長堀ドクターが現代風に千島学説を語る」


ノーべル賞を取った京都大学の山中教授のiPS細胞もその一つですが、すでに成熟した細胞から細胞分裂する前の状態に逆戻りすることができる幹細胞があります。そこからいろいろな細胞、臓器を作れるのです。例えば、皮膚の細胞から細胞になる前の状態になり、他の臓器細胞を作れるのです。



幹細胞は今では当たり前になって来ましたが、1950年ごろに幹細胞を思わせる事実を発見していた人がいました。その方は千島学説で知られている生物学者の千島喜久男です。



千島博士は自ら行った数多くの実験結果をもとに、細胞は有機物から自然発生的に新生するという「細胞新生説」


核を持たない赤血球は核を得てどのような細胞にでもなり得る万能幹細胞であり、すべての体細胞に変化する可能性を秘めている、


大量出血後などの危機的な状況を迎えると体細胞は再び赤血球に逆戻りする、とする「血球可逆説」、


造血は主として腸で行われる「腸造血説」などを唱えました。



いずれもが従来の常識を覆されるような説で、荒唐無稽とも思われていました。しかし、最新のES細胞やiPS細胞など幹細胞研究は千島学説を彷彿とさせる内容が実に多いのです。


千島博士は、細胞が崩壊した無構造な状態をモネラと命名し、新たに細胞を生み出す原因物質と考えました。


長堀先生は、脾臓を取り出して壊れた自己の脾臓をそのまま移植する実験をしました。細胞が崩壊した壊死組織がモネラとなり、細胞を新たに生み出したのです。その現象は幹細胞の考え方なら説明できます。


突き詰めるとこれは細胞分裂を経ずに細胞が増殖する現象です。これを広く解釈すれば物質から生命が生まれることを意味します。


長堀先生の実験や他の人の研究、経験を通して千島学説の持つ可能性等を皆さんにお話する講座です。乞うご期待。


なお、講座後は懇親会は「寿し匠 おがわ」にて、

PM 6時頃から食事代5,500円(税込) 、飲み代は当日に各自支払いとなります。


お申し込みは

会場参加、WEB受講も含めて、


https://forms.gle/NeHmr6FLoxEC4jen6


申し込み受付後に振込先をお知らせいたします。


最終受付は2月19日(振込は2月20日)まで


※キャンセルポリシー2月21日以降のキャンセルは50%のキャンセル料がかかります。

当日は100%のキャンセル料となりますので、ご注意くださいますようお願い申し上げます。


※zoomリンクは2/23(金)の夜9時頃メールします。



長堀優先生プロフィール

群馬大学医学部卒業、横浜市大消化器腫瘍外科学教室に入局、平成5年ドイツ・ハノーファー医科大学に留学、その後、横浜市立みなと赤十字病院外科部長、横浜船員保険病院(現JCHO横浜保土ヶ谷中央病院)副院長などを経て平成27年より院長、日本消化器外科学会指導医、日本臨床外科学会評議員

著書「見えない世界の科学が医療を変える」「いざ霊性の時代へ」「ホツマツタヱによる古代史の謎解き」等