古い年式の車両によっては外すときに受け側のねじ山をつぶしてしまい、KEAセンサーが入らなくなることがあります。
取り付けられない原因として、エキゾーストマニホールドのねじ山の破損等がございます。
本日はねじ山の破損についてのお話です。
【ねじ山の焼き付き】
エキゾーストマニホールド/エキゾーストパイプは、高温になる為金属が膨張→収縮を繰り返す事でねじ山が局部的に熱で変形や溶けて固まり焼付きが発生します。
焼付いたボルトを取外す時は、ねじ山の途中までもしくは最後まで回転抵抗があります。
また工具を使用してある程度の力を掛けないと外せない場合は、焼付きによりすでにねじ山が破損している可能性がございます。
「元のセンサーに戻してみると取り付けできたのではどうして??」
元ボルトを取り外す際に、焼き付きによって両方のねじ山を変形、破損させながら取り外されます。
そうする事によって正規規格のねじ山では無くなってしまうので新しいボルトが容易に回らない、ねじ山が噛まないと言う事が起こります。
【解決策】
・ねじの山が残っている場合は、ねじ山修正用工具などで修正する。
(ねじの山が低い、少ない場合 締付トルクに耐えれずねじ山が破損するので部品交換する)
・ねじ山が潰れている場合は、タップで修復可能であれば修復
その場合は、ねじ山の高さがしっかりあるかを確認、又締付時にトルクに耐えれない場合は部品を交換する。
【注意事項】
・作業中に生じた如何なる損害に関して当社は責任を負いかねます。
・有識者の管理のもと作業を行ってください。
ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
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