自然と共に生きる。 | 勘六縁のお米

勘六縁のお米

岩手県遠野市にて、無肥料・無農薬の自然栽培米をさらに天日干しにした、こだわり米を作っている勘六縁です。
亀の尾という、日本でもっとも古い品種のひとつを作付しています。
夫婦で、ブログを更新しています。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。


今年は雪解けが早く、田んぼの土がよく乾く年になるかなと期待していましたが、今日、雪が降りました(笑)。また、気長に待ちます。


春になると、田んぼの様子を見に行きます。全部で、17枚の田んぼがあります。遠野の中でも上流に位置する小友ですが、その中でも、上流にある田んぼは、雪解けが遅いです。昨日、その最上流の田んぼを見に行ったら、だいぶ雪がとけていました。繰り返しになりますが、今日雪が降り、せっかく乾いてきていたのに、また真っ白になったと思います(笑)。


田んぼを見ながら、心のなかで今年も宜しくお願いしますという声を掛けてきました。


今年は、今までで1番かもしれないほど、なぜか緊張しています。技術的に、まだまだ未熟だからなのかもしれません。でも、安心しすぎるよりはよいので、よい緊張感の中で、ひとつひとつの作業をやっていきたいと思います。


そんな緊張している私ですが、田んぼの様子を見ていると、なんだか元気な気持ちにさせられました。


今年もいよいよ始まるな、今年はどんな田んぼになるかな、去年はちょっと失敗したから今年はこうしよう、などなど、こんなことを考え、今年も頑張ろうという元気を頂いてきました。


裕美氏が最近、こんなことを言っていました。


「1、2年目はそうでもなかったかもしれないけど、最近は田んぼ見れば元気になれるから」


本当にそうだと思います。自然と共に生きるとは、こんな感覚なのかなと、少しだけ理解できた気がしました。


自然は、怖く感じることもありますが、こうして元気を頂けることもあります。


田んぼあっての私たちなので、感謝の気持ちは忘れずに、今年の無肥料・無農薬の自然栽培米作りもやっていきます。


最後に、これは5年目にして、なんとか作れるようになってきた苗用の土です。私たちの田んぼの土と、稲わらと、小米が材料です。種まきに向けて、水分の調節と土を砕く作業をしていきます。

手作りの苗用の土


それでは、いつもの「ぽちっと運動」にご協力頂けると嬉しいです。今日もご覧いただき、ありがとうございました。