「米の輸入拡大か?」というニュースを見て。 | 勘六縁のお米

勘六縁のお米

岩手県遠野市にて、無肥料・無農薬の自然栽培米をさらに天日干しにした、こだわり米を作っている勘六縁です。
亀の尾という、日本でもっとも古い品種のひとつを作付しています。
夫婦で、ブログを更新しています。

こんばんは。今日のブログも、陽佑が担当します。


今朝、米の輸入拡大か?、というニュースが流れていました。


現在、アメリカなどから年間77万トンのお米を輸入をしています。日本全体では、年間750万トンのお米の消費量なので、10%は輸入のお米という計算になります。


TPPへ参加するかどうかという状況の中、これまでは米、麦、牛・豚肉、牛乳・乳製品、甘味資源作物の5品目の関税は撤廃しないという方針でした。


それでは参加国が納得しないので、妥協案として、米の輸入を拡大することを検討している、という内容でした。


無肥料・無農薬の自然栽培米作りをする農家になり、毎年、少しずつ環境が変化しています。それでも、ここまで大きな変化は経験したことがありません。


日本には作付されていない田んぼがまだまだありますが、供給過剰だということで、生産の調整をしています。


正直なところ、それなのに現状でお米を輸入しており、さらに拡大するかもしれないという状況には、疑問を感じます。


ただ、今の私たちにとって、今できることを考えること、その中でどうやって生きていくか考えること、が大事だと思っています。


もしもお米の輸入が拡大されたら、お米の価格はどうなるのか、消費者の方にとってはどうなのか、地元の農家さんたちはどうするのか、などの予想をしつつ、その中で私たちは何をしなければいけないのか、ニュースを見ながら、そんなことを考えさせられました。


今日は、久々に雪が降りました。そして、雪かき中の裕美氏がまた転びました(笑)。2度あることは3度ある、近々、また転ぶかもしれませんので、そのときはタイムリーにお知らせします。


転んだあとの裕美氏は、夕飯で大好きな生姜の梅酢漬けを食べていました。ニヤニヤしています(笑)。



それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。