天の声バンクの電池交換 | 分解バカ一代

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地元のある場所では「かんりしゃ」と呼ばれ、とある離島では「だっちゃん」と呼ばれる人型のblog

PCエンジンのセーブ用外部メモリ4台分の記憶容量があるHuCARD型の外部メモリ。
発売は1991年だったと思うんだけど、当時購入した天の声バンクは未だセーブデータを記憶し続けている。
25年が経っているので、いつ消失してもおかしくない状況なので、中古の天の声バンクを購入し内蔵電池の交換練習をしてみることに。
外見はこんな感じ。
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下の方に僅かな隙間があるので、マイナスドライバーを使って開けてみると、中にはコイン型リチウム電池が入っています。
両面テープでくっついている状態なのと、25年も経っているので若干剥がしづらかった・・・
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内蔵電池はCR2320(直径23mm高さ20mm)
この電池は国内メーカーでは既に生産終了になっていて、海外メーカー製であれば入手は可能。
ただし、タブ付きを個人で入手するのはほぼ無理。(探してみたがタブ付きは海外にも無し)
タブのハンダ付けを試みた事はありますが、液漏れが発生したので即時中止・・・(爆発する可能性も)

危険を冒してまで交換をしたくは無いので、代用品を探してみることに。
タブ付きで大きさと容量が近い製品でかつ、入手可能だったCR2025を見つけたのでヤフオクで購入。
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コイン電池のスペックはこんな感じ。(参考値)
高さが若干あるのが気になるけど目を瞑ることに。
本当は2つのタブが平行なのが欲しかったんだけど、電池類は海外通販では国外発送がNGだったのでこの商品で妥協。
CR2320 直径23mm 高さ20mm 150mAh
CR2025 直径20mm 高さ25mm 160mAh

まずは内蔵電池をハンダ吸い取り線を使って取り出し。
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取り出した場所にリード線を付けたCR2025をセットし、プラスとマイナスをハンダ付け。
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元々の電池よりも5mm高いので両面テープを少し厚めにつけ(電池の部分はあえて避けつつ)、しっかりとくっつけるためにクリップで留めて数日間放置。
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若干隙間や浮いている部分はあるけど、抜き差しの時にズレる事は無かったので交換作業はこれにて終了。
実際に起動させて動作するかためしてみたところ、問題なくセーブデータのコピーが出来た。
電源のoff/onでも問題なし。
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コマンドを入力し4番目にセーブデータが出るかも試してみた。
こちらも消えずにセーブされ続ける事を確認。
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高さの低いCR1616やCR2016の利用も考えたけど、容量がかなり小さくなるので断念。
引き続き良さそうな電池が無いか探しつつ、あと2つある天の声バンクの電池交換を今期中にやろうかと。