今日は、NPO法人アズウィッシュ主催の
「成人発達障害者向けSSTワーク 2日間短期集中コース」
についての記事です。
お盆休みの最初の8/7(金)~8/8(土)で開催します!
普段は、月1~2回を、5~6回連続で
開催しているアズウィッシュのSSTワークです。
今年で、3年目のシーズンに入りました。
無理のない社会自立を目指し、
周囲とのコミュニケーション改善のためのワークを
当会では、じっくりと時間をかけて学んでいただくために、
いつもは、月1~2回を4か月間ほどかけて、
5~6回コースで開催していますが、
金曜の夜や土曜日に都合が合わない方であったり、
遠方で続けて通うのが難しい方から、
「通いやすいSSTワークを開催してほしい」
というご要望があり、この度、
「2day SSTワーク」と題して、開催することになりました。
普段は、アズウィッシュか
こころぴあビレッジのグループワークに、
3回以上の参加が必須条件でしたが、
このワークに関しては、この条件もなしとしますので、
どなたでもご参加いただけます。
参加条件は、高機能広汎性発達障害の当事者さんを中心に、支援者親御さんも若干名ご参加できます。(定員12名)
ただ、参加にあたっては、
こちらをお読みの上お申し込みください。
当会のワークの性質を
ご理解していただいた上のお申込みであれば、
今回は3回以上の参加経験を免除させていただきます。
この2日間で、SST傾聴ワーク(基礎)とSSTコミュニケーションワーク、当事者限定グループワークを開催しますが、参加には2通りのコースがありますので、どちらかをお選びください。
コース1では、SST傾聴ワークの通常コース6回分のうち、
基礎部分全てにあたる1~4回目のレクチャーと、
2~3回のミニカウンセリング実習を経験。
合わせて、SSTコミュニケーションワーク2.5回分を
(人気の「コラージュのワーク」を含む)
受講していただけます。
コース2では、SSTコミュニケーションワークの通常コースの
2.5回分を(人気の「コラージュのワーク」を含む)
受講していただけます。
合わせて、当事者グループワーク4時間にも参加。
開催要項のチラシはこちらから
ホームページでの開催要項はこちらから
SST傾聴ワークがどんなものかはこちらでご覧ください。
SSTコミュニケーションワークがどんなものかは
こちらでご覧ください。
当事者限定グループワークがどんなものかはこちらでご覧ください。
金曜の夜から、土曜の夜にかけて、
じっくりと学びの時間としたいと思います。
ご都合の合う方は、どうぞご参加ください。
予約はこちらから
http://aswish.jpn.org/yo.html
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いつもありがとうございます!
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【発達障害者支1援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。
2015.08.01(土)
ノンテーマフリートーク
[開催概要]
http://cocopv.jpn.org/think.html
大阪市内にて
定員25名(要予約)
思いを語り、聴き、感じるワーク。
気付きの時間を味わってください!
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族(親族含む)が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2015.8.1(土)15:00~ スピーチ付
「発達障害と思春期課題
~未来を拡げる階段」 講師:新田かなと
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名(要予約)
>ドラマをリアルタイムで読みとくには
>いろいろと必要なものがありますね。
そうですね。
登場人物を把握し、
その関係性を把握し、
一人一人の立ち場を把握し。
そして、それぞれが持つ感情を理解し。
発達障害がある方にとって、
ドラマ鑑賞というのは、
認知特性上のハードルが高いかもしれませんね。
これが本なら自分のペースで読み進めることもできますが、
ドラマはどんどん展開が進んでしまいますので、
時系列的な脳の処理速度に困難があると、
「本は楽しめるけど、ドラマはダメ」
のようなことになる方もいるかもしれませんね。
>そのどれかに苦手があると、
>ドラマを見ていてもよくわからないこともあると思います。
>私は、顔と名前が一致しないし、
>登場人物がなぜそういう感情になって、
>そう行動するのか今一つ
>わからないこともよくありますから、
>だいぶ内容をはしょっておおまかに捉えているようです。
基本ドラマ鑑賞というのは、
視覚と聴覚の認知処理ですもんね。
しかも、視覚の方が圧倒的に多く、
”状況把握”というハードルがありますもんね。
そこを居眠り猫さんは、
「登場人物がなぜそういう感情になって、
そう行動するのか今一つわからない」
とお感じになることがあるのですね。
「だいぶ内容をはしょっておおまかに捉えているようです」
これは、以前息子と一緒にアニメを見ていて、
驚かされたことがありました。
そのアニメは、「火垂るの墓」
節子のお兄ちゃんが、栄養失調の妹のために
食料を盗み、店主に見つかった結果、
顔が腫れあがるほどの暴力を受けたうえ、
警察に突き出されたシーン。
警官は、あまりの仕打ちと兄の境遇を気の毒に思い、
息巻く店主に「もうそのくらいでいいだろう」
とむしろ、厳しい言葉を発し、追い払います。
ある種の人情的風景が描かれているのですが、
このシーンを見た直後の長男が
「すっげぇ!、一発逆転。
おっちゃんが、警官に叱られてる!」
とその場面だけをとらえて、
満面の笑みで「スカッとした!」
みたいな表情だったのを思い出しました。
まぁ、詳細な感情の機微は捉えられずとも、
ある意味、シーンを判っていると言えるかもしれないのですが、
当時長男は5~6年生だったので、
「そんな表面上のところしか、この子は受け取れないんだ」
と、びっくりしたのを思い出しました。
ただねぇ、居眠り猫さん。
昨日の記事で僕は
「素っ気ない、味気ない」と書いてしまったのですが、
そう感じるのも、僕の勝手な目線だったなぁと、
UPしたあと、反省したりというのがあったんです。
定型発達の目線では、
そこにうごめく登場人物たちの“思い”があってこそ、
そこが伝わってこそ、ドラマは面白いと感じる訳ですが、
だからといって、それがないなら
”素っ気ない” ”味気ない”は、
それはないよなぁ・・・と。
僕は、皆さんが見ている世界の方が、
むしろシンプルでもある意味濃かったり、
どっぷりとある価値観で満たされていたり、
かえって、充実しているように感じることもあったりします。
土曜の記事では、自分が感じたことを
そのままに書いてしまいましたが、
だからと言って、皆さんが見ていらっしゃる世界観が、
決して”素っ気ない”のではなく、
”味気ない”のでもないだろうなぁと、
僕はあの記事を書かせていただいて、
改めてそんなことを感じていました。
おひとり分で、随分と長くなってしまいましたので、
また次の機会につづきを・・・・