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発達障害の当事者さんには、個人差こそありますが、多少なりとも依存的な傾向が見られるようです。特性から不安を感じることが多いためか、判断をつけるところに困難があるためか、個人差はあるものの、人や物に頼る傾向があるようです。今日はある当事者さんが、たった一つのきっかけでお酒をやめれたというお話です。
さて、当事者さんの依存傾向は、
ひとにより、多岐に現れてきます。
タバコやお酒への依存の強い方。
精神科薬に依存してしまっている方。
特に、睡眠薬への依存は、割合多いかもしれません。
睡眠障害を抱える当事者さんが、結構いらっしゃるからでしょうか。
また、人への依存も、少なからずあるようです。
親への依存、兄弟への依存。
恋人や配偶者への依存。
友人関係・・・特に１対１の友人を求めて、
特定の知り合いに依存的になってしまう方もいらっしゃいます。
想像性の障害から、状況判断に難があり、
物事を決定して行ったり、決着をつけるときに、
つい他人の決断に頼ってしまう方もいらっしゃいます。
【お酒をやめたあるきっかけ】
さて、ある当事者さんのお母さんには悩みがありました。
息子さんが、お酒が好きなのは良いとしても、
ちょっと飲みすぎになっていたのです。
でも、言って聞かせても中々やめられません。
そんな事を繰り返すうちに、お酒をめぐって、ケンカになる事も。
非常に悩ましかったといいます。
ところがある日、お母さんのとられた行動で、
ぴたっとお酒が止んだといいます。
そのきっかけとは、肝臓の検査結果を見せた事だったのです。
血液検査の結果、肝臓の数値が好ましくなかったのですね。
そして、その息子さん、肝臓の数値を見て、
あれほどいくらいってもやめられなかったお酒を、
ぴたっと止めてしまったとか。
「あれには、びっくりしましたよ。
不思議なもんですね」とおっしゃっていました。
・・・・あっ、でもこうもおっしゃっていましたね。
「でも、やっぱり依存は簡単に直りませんね。
タバコは、どうしてもやめられませんからね。」
とニヤリとなさっていました。
まぁ、何もかもを、やめるのも中々ですからね。
そのあたりはこのお母さんも、心得てらっしゃる様子でした。
ある程度は寛容に見てらっしゃるようなのです。
今日は、どうしてもやめられなかった依存を、
検査数値でぴたっと止めた当事者さんのお話でした。
「そんなことをやっていると体を壊すよ！」
などという百の言葉より、
明らかにひと目でわかりやすい、
たった１枚の検査結果通知書が、
きっかけになったという、当事者さんのお話でした。
これだけピタッとやめてしまうのも、
ゼロ百傾向という別の傾向が
関係しているのかも・・・＾＾。
中々やめられないのも発達特性であれば、
やめるとなったら潔いのも、
発達特性なのかもしれませんね。
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【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事のご案内】
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族（親族含む）が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2013.11.22（金）10：00～14：00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名（要予約）
父親限定グループワーク
お父さんだけに集まっていただいて、
父親だからこそ感じる悩みや思いについて、
語り聴き分かち合うワークです。
2013.12.06（金）19：00～21：20
平日の夜、枚方にて開催します。
定員8名（要予約）
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。
2013.12.14（土）
大阪市内にて
定員25名（要予約）
思いを語り、聴き、感じるワーク。
気付きの時間を味わってください！
発達障害の当事者さんには、個人差こそありますが、多少なりとも依存的な傾向が見られるようです。特性から不安を感じることが多いためか、判断をつけるところに困難があるためか、個人差はあるものの、人や物に頼る傾向があるようです。今日はある当事者さんが、たった一つのきっかけでお酒をやめれたというお話です。
さて、当事者さんの依存傾向は、
ひとにより、多岐に現れてきます。
タバコやお酒への依存の強い方。
精神科薬に依存してしまっている方。
特に、睡眠薬への依存は、割合多いかもしれません。
睡眠障害を抱える当事者さんが、結構いらっしゃるからでしょうか。
また、人への依存も、少なからずあるようです。
親への依存、兄弟への依存。
恋人や配偶者への依存。
友人関係・・・特に１対１の友人を求めて、
特定の知り合いに依存的になってしまう方もいらっしゃいます。
想像性の障害から、状況判断に難があり、
物事を決定して行ったり、決着をつけるときに、
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【お酒をやめたあるきっかけ】
さて、ある当事者さんのお母さんには悩みがありました。
息子さんが、お酒が好きなのは良いとしても、
ちょっと飲みすぎになっていたのです。
でも、言って聞かせても中々やめられません。
そんな事を繰り返すうちに、お酒をめぐって、ケンカになる事も。
非常に悩ましかったといいます。
ところがある日、お母さんのとられた行動で、
ぴたっとお酒が止んだといいます。
そのきっかけとは、肝臓の検査結果を見せた事だったのです。
血液検査の結果、肝臓の数値が好ましくなかったのですね。
そして、その息子さん、肝臓の数値を見て、
あれほどいくらいってもやめられなかったお酒を、
ぴたっと止めてしまったとか。
「あれには、びっくりしましたよ。
不思議なもんですね」とおっしゃっていました。
・・・・あっ、でもこうもおっしゃっていましたね。
「でも、やっぱり依存は簡単に直りませんね。
タバコは、どうしてもやめられませんからね。」
とニヤリとなさっていました。
まぁ、何もかもを、やめるのも中々ですからね。
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「そんなことをやっていると体を壊すよ！」
などという百の言葉より、
明らかにひと目でわかりやすい、
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きっかけになったという、当事者さんのお話でした。
これだけピタッとやめてしまうのも、
ゼロ百傾向という別の傾向が
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2013.11.22（金）10：00～14：00
大阪市内の貸し会議室で開催
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父親限定グループワーク
お父さんだけに集まっていただいて、
父親だからこそ感じる悩みや思いについて、
語り聴き分かち合うワークです。
2013.12.06（金）19：00～21：20
平日の夜、枚方にて開催します。
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高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
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理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
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2013.12.14（土）
大阪市内にて
定員25名（要予約）
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