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土曜日は、寝屋川市の支援団体である「のびのびキッズ」さんにお招きいただいて、スピーチをさせていただきました。今日はその様子からです。

トータル3時間のお話で、
テーマは「成人当事者が職場で出くわす困難の真相 
       ~安定就労のために必要な真の特性理解」

20130629 
 

おかげさまで、多くの参加者に恵まれ、
当初、40人程度の予約とお聞きしていたのに、
結局、55人ほどもお越しくださったそうです。
また、ご夫婦連れや、お父さん方の参加もちらほら見られ、
主催者の方にも喜んでいただけました。

といいますのも、先方からのご依頼は、テーマとあわせて、
父親として私がどのように障害を受容していったか・・・
を話して欲しいとのことでした。

こちらの会も、やはり多くはお母さん方が主体で、
ご主人の参加は中々であるとか。
そして、お母さん方のお悩みは、
ご主人の障害への理解が中々進まなくて、
家族間のトラブルも耐えないところがあるとか。

そんなところで、僕自身も先日来記事にしていますが、
4年ほど、息子の障害を否認していた時期がありましたので、
その辺りもお話しさせていただきました。

皆さん熱心に聞き入ってくださり、
また最後の質問タイムは30分も設けてあったのですが、
活発に手が上がり、嬉しかったです。

さて、そんな中からひとつ印象的だったこと。
ある方から・・・・、
「障害を告知している子供(小学校高学年)が、
 『ぼくには、障害があるから』と、
 努力を放棄してしまうところがあって
 どうしたら良いものか悩んでいます」という声が上がりました。
(僕の印象になっていますので、
 言葉が多少違っているかもしれません。
 ごめんなさい。)

これは非常に難しい質問だと思って、
どのようにお答えすべきか、思案したんですが、
ぼくのなかでふとひとつのワードが浮かんできました。

「今日の僕のお話でも、障害に理解をし、
 お子さんの困りことを判り、
 そこに沿って、支えてあげて欲しいと語りました。
 ただ、一方で、親である限り、
 子供のありようを、全て
 『いいよ、それで良いよ』と受け止めてばかり出来ないのも事実ですよね。

 きっと、もう勉強も成されて、ある程度の理解をしてらっしゃって、
 でもきっと、そこのところを、お悩みなのだと感じました。

 僕なりに思いますのは、
 やはり、親は親として子に向き合い
 『せめぎあい続ける』しかないのかと思っています。

 どこまで求めて、どこを受け止めて、受け容れるか。
 ずっとずっとそこを悩み続けながら、
 子供が求めてくるものに対して『せめぎあい続ける』しかない・・・
 のではと。

 親だから受け止められることもありますし、
 親だから、容認するわけには行かないものもあります。
 そして、せめぎ合うばかりにいろんなことが起こるとしても、
 『やっぱり私はあなたの味方なんだ』ということを、
 どうにか、伝え続けるしかないのではと思います」

 ・・・ふと、こんな言葉が沸いてきました。

 僕にとっても、大きな刺激になる勉強会だったのでしょうね。
 主催者の方々、参加者の方々、本当にありがとうございました。

P.S.さて、のびのびキッズさんですが、非常にいい団体だなぁと感心させられました。スタッフの方も、すごくゆる~く協力なさっていて、結束力がある感じで、見習わなければなぁとおもうところが沢山ありました。終了後は、代表の宮本さんやスタッフの方もお付き合いくださって、食事会に行ってきました。おかげさまで、今後の支援のところでも有意義なお話を沢山、お聞きすることが出来ました。本当にありがとうございました。



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2013.07.12(金)10:00~14:00
大阪市内の貸し会議室で開催
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2013.08.24(土)13:10~17:00 開場13:00


大阪市内にて

定員25名(要予約)


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