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今日は女性の化粧にまつわる話題です。成人発達障害の女性にとって、眉の手入れがひとつの難関だというのです。今日はそんな記事です。
先日、何人かで喫茶店に行ったところ、女性の成人発達障害の女性から面白いお話を聞きました。
発達障害当事者の傾向として、余りおしゃれに興味がなかったり、ファッションも割合おとなしめの傾向があるけれども、たまにすごく今風におしゃれな格好をしている人を見かける。でもそうであっても、眉毛のお手入れまでバッチリという人は珍しいというのです。
「なぜなんですか？」と聞くと、
「私もそうなんですが、
たぶん眉毛のお手入れが苦手なんだと思います」
という返事が返ってきました。
「どんなところが苦手なんですか？」と聞くと、
「眉毛をどんな風にしたらいいのか想像がつかないし、
下手にさわると思ってもいない顔になってしまったりして、
手をいれるのが嫌になるんじゃないですか」とおっしゃいました。
ぼくはよく分からないのですが、
眉毛って、顔の印象を結構大きく変えるというのです。
そんなところで、流行の形とかもあるのでしょうが、
形の持つ意味のところも掴みにくいのかもしれませんね。
そういう風に聞かせていただくと、
自閉の特性にも、結構、関係していそうです。
また、鏡を見て眉毛を剃ったり、書いたりというのは、
左右逆転の像を見ながら、
自分の顔への左右・奥行きをつかんで操作しなければいけません。
そこにも苦手が潜んでいそうにも感じます。
空間認知の困難や手先の不器用さが響くのでしょうか。
その方がおっしゃるには、当事者会に行って、
複数の方を見ての実感だというので、
或いはそんな傾向もあるのかもしれませんね。
思ってもいなかったし、興味深い話だなぁと思って、眉毛の手入れと発達障害の特性について記事にしてみました。
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