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発達障害部門 第1位

発達障害の子たちの中には、うまく自分の苦境を周囲にアピールできないことがある
ようです状況把握の困難や、因果関係の理解に問題がある上、相手にどうアピールすればわかってもらえるか、伝わるか・・・そこにもコミュニケーションの問題を抱えるために、このようなことが起こるようです。そこが定型発達の子達と同じ対応では、子ども達が疲弊してしまう原因のように感じます。今日はそんな記事です。

親には子どもに自立してもらいたい願いがあり、
そうしなければいけない責務のような思いがあります。
まじめな親御さんは、こどもに必要な負荷をかけ、
頑張りぬける子に育てようとなさるのかもしれません。

成人してからの世間の厳しさを思えば、
親がさせる努力など、まだまだ・・・
そんな思いがあるのでしょうか。
ぼくにも、そんな感覚は、やはりあります。

ただ、親心というものもありますから、
子どもの様子はずっと伺っていくことになります。
疲れさせすぎてやしまいか。
無理をさせすぎてやしまいか。
頑張って努力をさせたなら、
その分楽しい経験もさせてあげたいと思います。

しかし、ここで発達障害の問題が立ちふさがります
定型発達者の親の感覚で見た子どもの様子と、
その子が実際に感じている負荷の大きさに、
ずれが生じる事がある
ようです。

まずは、自分モニターの不備のところで、
しんどさを感じることに問題を抱えるケース


次に、感じているしんどさを、うまく表現できないケース

他人目線の視点を持てば、
相手の反応を見ながら、アピール
もできるのですが

そこが上手くないので、わかってもらえない悲しさ

また、ルーチンを好み、習慣的な生活を好むところから、
しんどくても繰り返し続けることにこだわり、
過剰適応的になってしまうケース
も有るようです。

「なんてことないように、思っていた。」
「変な様子は無かった。」
そうおっしゃる親御さんの下で、
限界が来て、うつ的になったり、
気力が落ちてしまう子達が居ます。

そんな子達は、もう、さんざん忍耐を重ね、
無理な環境に適応してきて、
疲弊しているのだと思います。

まずは、休養と回復を優先にして頂きたいと感じます。

ただ、そうしたことをあまりにも続けすぎるのは、
良くないケースに至ることもあるといいます。
発達障害児に、あまりに快適すぎるコクーンを与え続けるのは、
長い目で見ると良くないとも言います。
このことについては、また別の記事としたいと思います。

まずは、精も根も尽き果てたお子さんに、
ゆっくりと休養と回復を
お考えいただきたいと感じるところです。


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2012.11.16(金)10:00~14:00
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2012.10.27(土)13:15~18:00 開場13:00
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8・9月いっぱいは、お休みといたします。