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僕は以前から、発達障害の科学的な早期発見法の確立を望む記事を書いています。何故それを望むかについては、下記に過去記事へのリンクを貼っておきますので、ぜひご覧下さいね。簡単に言うなら、今の医療の限界として、発達障害の発見に関しては、本人や親への問診による方法が主であるために、色々な弊害が出ていると感じるからです。そんな思いを抱いていたところ、ツイッターでちょっと驚くようなつぶやきを発見しました。今日はそこを書いてみますね。

発達に遅れのある子達の幼児期の問題を探る 
早期診断・早期療育の是非 【目次】
http://ameblo.jp/kanrinin-hp/entry-10863232157.html

さて、そのツイートは、afcp_01さんです。
この方は、関東の方で小児精神科の開業医さんです。
ツイッターでは、いつも興味深い情報を流してくださいます。
欧米の最新研究に関するものも沢山つぶやいておられます。

今日はそんな一つからの紹介です。
内容は乳幼児への発達障害の早期発見のための、
スクリーニング法の紹介です。

>まだ学会発表段階だけどこれはなかなか有望そう。
>乳児期のASDスクリーニング項目の1つになるかも。
>テストの方法は動画を見ればすぐわかる。
>/ “Simple Task For 6-Month-Olds May Predict Risk …”
http://htn.to/HsYhQb
 
この方、欧米の情報を流してくださることが多いのですが、
もちろん大半は英文です。
僕は恥ずかしながら英語は大の苦手なので、
いつも何のことやら全くわからずに、悔しい思いをしています。

でもこのツイートでは珍しく、
動画を見ればわかるとあるので、
さっそく再生ボタンを押してみました。
(その動画へのリンクはこちらにもはっておきますね)

http://www.medicalnewstoday.com/releases/245553.php

なるほど、確かに二つの動画を見ると
何を診ているのかは何となく分かります。
でも、「こんなことがスクリーニングに使えるのか!?」
という驚きも有りました。
あまりにも簡単で分かりやすい判断法だからです。

想像では、両手をひっぱって誘導される中で、
両足を伸ばして重心バランスを取りつつ、
次の起立動作に向かって、
身体の軸をしっかりと固定しながら、
徐々に立ち上がる動作に違いがあるのでしょうね。
親は持ち上げて立たせているのではなく、
誘導されるだけで赤ちゃんの方が
自力で立ち上がっているのが、よく分かります。

「えっ!こんなことが境界になるの!?」とまずは思います。

でも、僕も長男と次男を育てた経験からして、
一つ思うことが有ります。
発達障害児というのは、
驚くほど「一見、簡単ではないか」と思えることが、
随分と、年齢が上がるまで出来なかったり
しますよね。

この動画に関連する僕の体験では、
1歳前のまだ自分では立てない子であっても、
一般的には、両脇に左右の手をそれぞれ差し込んで、
そのまま赤ちゃんを
まっすぐに立っている状態で、支えてあげます。
すると、大抵の子は、両足を屈伸して、
親の手の力を借りた中で、
地面を蹴るようなしぐさをするんですね。
また立てないし、歩けないのに、
歩くための素養がそこには備わっているのでしょうね。
自立するだけの筋力と平行感覚が、
まだ備わっていないだけなんですね。

ですが、うちは、上の子も下の子も、
1歳前の年齢では、この行動がなかったんです。
他にも割合成長の遅れはあったので、
「晩熟型なのかな!?」くらいにしか
当時は思っていませんでしたが、
この動画を見ると、「なるほど」と思い当たります。

もちろん、この方法は、単独で判断を下すのではなく、
材料の一つとして評価するのでしょうが、
このこと一つをとっても、両者に違いがあるというのは、
どこか新鮮な驚きを感じたのです。

以前は、「発達障害の乳幼児は、
母親の目を見ずに、口元を良く見ている」
という研究成果をご紹介したことが有りました。
これからも、こうした技術がどんどん進んでいくのでしょう。
科学的な診断法の確立。
しかも出来るだけ早期に・・・。

どんどん、技術確立して行って欲しいものです。

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いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
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13:00~18:00 開場12:45
会費 無料(ただし資料作成代 300円)
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JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約11分
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京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
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