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さて、昨日から発達障害特性の会話の苦手シリーズを始めています。今日はまずは、昨日の記事にいただいたツイートの紹介からです。
まずは、unyounyo_unyoさんです。
＞二人の場合と三人以上では明らかに違いを感じます。
＞後者の場合では聞いていないように思われることもありますし。
＞二人の場合は、相手が自分の人となりを考慮し、
＞ペースを自分に合わせて話してくれているのかもしれません。
unyounyo_unyoさんがおっしゃるように、
1対1なら相手もこちらのペースに合わせてくれますし、
こちらも相手（1人）のペースにさえ合わせれば済みます。
その分はなしやすいというのはあるようです。
定型発達者からすれば「その程度で変わるの？」
と感じるかもしれませんが、
当事者さんには大きな違いだと言います。
また、会話の即時応答性に困難がある事も、
ペースをあわせる苦手につながるようです。
会話と言うのは、「話題の検索」→「発言の選択」→「タイミングの見計らい」→「発言」・・・というプロセスから成り立っています。
発達障害があると、個人差こそありますが、
こうしたプロセスに困難を持つ人が多いようです。
「話題の検索」のところでは、
検索に時間がかかり困難を持つ人が居ます。
何の話題かを考えているうちに、
もう次の話題に移ってしまっていて、
いつまで経っても追いつけない、という事になるようです。
ようやく、交わされている話題が、
どういったものであるかを検索できたとしても、
今度はそれに対して
自分がどう発言していくかの言葉の選択が必要です。
ここでも、時間がかかってしまうという困難が存在します。
そして、次に難しいのが、
どんどん進んでいる話題に、
自分がどう割り込んでいいのか、
タイミングをつかみかねることです。
僕は、当事者さんを含んで3人以上で会話するときは、
時々、こちらから「今のどうでしょうね？」とか、
「こういうのってどう思います？」などと、
あまり発言されていない方が居るときには、
話題を振るように心掛けています。
そうしたときには、大抵すぐに何かを返してくださいますので、
「ずっと、話す間を待っておられたのかなぁ」
と感じることもあります。
昨日の記事では、その場で交わされている空気と言うか、
互いが共有するものを感じ取れなくて、
親密感が急に薄れると言うような、
心理的な現象に着目して記事にしましたが、
今日は、脳の検索機能という、
ある種、コンピューター的な働きについて書いてみました。
発達障害があると、
脳内の部位別機能の連携にも不全があるのでしょうか。
こうした働きに時間がかかる人も少なくないようなのです。
今日は、３人以上の会話のペースにあわせる困難について記事にしてみました。
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【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
【発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事のご案内】
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族（親族含む）が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2012.3.9（金）10：00～14：00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名（要予約）
発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。
2012.3.24（土） 13：15～18：30（開場13：00）
テーマ「発達障害はなぜ就労でつまづくのか
対人関係だけではない実態
～私なりの解決法・対処法
正社員雇用1年の経験から」
定員30名（要予約）
フェルデンクライス・ボディーワーク教室
ゆったりとした時間の中で、
こころとカラダの調和を取り戻していく教室です。
自分本来の自然な体の動かし方を、
意識せずとも取り戻していく働きがあります。
コリや緊張もほぐれています。
無理な姿勢や激しい運動は一切なので、
お気軽にご参加いただけます。
また、引きこもりや不登校など、
グループカウンセリングまでは
ハードルが高いとお感じの方にも、
お気楽にご参加いただける教室です。
お時間はいずれも18：30～20：15
2012.03.23（金）
大阪市北区中央区の和室などを借りて開催
少人数制6～8名（要予約）
さて、昨日から発達障害特性の会話の苦手シリーズを始めています。今日はまずは、昨日の記事にいただいたツイートの紹介からです。
まずは、unyounyo_unyoさんです。
＞二人の場合と三人以上では明らかに違いを感じます。
＞後者の場合では聞いていないように思われることもありますし。
＞二人の場合は、相手が自分の人となりを考慮し、
＞ペースを自分に合わせて話してくれているのかもしれません。
unyounyo_unyoさんがおっしゃるように、
1対1なら相手もこちらのペースに合わせてくれますし、
こちらも相手（1人）のペースにさえ合わせれば済みます。
その分はなしやすいというのはあるようです。
定型発達者からすれば「その程度で変わるの？」
と感じるかもしれませんが、
当事者さんには大きな違いだと言います。
また、会話の即時応答性に困難がある事も、
ペースをあわせる苦手につながるようです。
会話と言うのは、「話題の検索」→「発言の選択」→「タイミングの見計らい」→「発言」・・・というプロセスから成り立っています。
発達障害があると、個人差こそありますが、
こうしたプロセスに困難を持つ人が多いようです。
「話題の検索」のところでは、
検索に時間がかかり困難を持つ人が居ます。
何の話題かを考えているうちに、
もう次の話題に移ってしまっていて、
いつまで経っても追いつけない、という事になるようです。
ようやく、交わされている話題が、
どういったものであるかを検索できたとしても、
今度はそれに対して
自分がどう発言していくかの言葉の選択が必要です。
ここでも、時間がかかってしまうという困難が存在します。
そして、次に難しいのが、
どんどん進んでいる話題に、
自分がどう割り込んでいいのか、
タイミングをつかみかねることです。
僕は、当事者さんを含んで3人以上で会話するときは、
時々、こちらから「今のどうでしょうね？」とか、
「こういうのってどう思います？」などと、
あまり発言されていない方が居るときには、
話題を振るように心掛けています。
そうしたときには、大抵すぐに何かを返してくださいますので、
「ずっと、話す間を待っておられたのかなぁ」
と感じることもあります。
昨日の記事では、その場で交わされている空気と言うか、
互いが共有するものを感じ取れなくて、
親密感が急に薄れると言うような、
心理的な現象に着目して記事にしましたが、
今日は、脳の検索機能という、
ある種、コンピューター的な働きについて書いてみました。
発達障害があると、
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2012.3.9（金）10：00～14：00
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理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
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2012.3.24（土） 13：15～18：30（開場13：00）
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対人関係だけではない実態
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意識せずとも取り戻していく働きがあります。
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