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今日から、シリーズとして、発達障害者の会話の苦手について記事を書いてみようと思います。まず最初は、3人以上の会話になると、とたんに親密感を感じられなくなり、参加出来なくなるという特性です。

さて、1対1での会話なら出来ても、
3人以上の会話を苦手としている当事者さんは多い
ようです。
2人なら感じる親密感が、そこに1人加わるだけで、
急に、相手が遠く感じる人も居る
といいます。

特に、中高生くらいの定型発達の女子学生は
3~4人単位のグループを好むかもしれません。
ワイワイと、早口で続く会話には、
僕らでもついていけないことも有りますよね。
でも、発達障害者が感じる不便は、
そんな程度の比較ではないそうです。

ひとつには、複数で話すと、
みんなで共有する思いや話題・状況が、
複雑になるからかもしれません。

楽しそうに話す友人達の共有する思いは、
精神的な盲目ともいえる発達障害者には、
掴みどころのない蜃気楼か、雲の様なものかもしれません

自分だけが、置き去りにされていると、痛感するといいます。

発達障害者でも特に女子は、
小学校高学年から中学卒業くらいまで、
或いは個人差はありますが、
高校大学とこの孤独を引きずる人も居るといいます。
高校・大学生になると、周囲も大人になっていくので、
そこからかろうじて、集団に入っていられる人も居るそうです。


【心理的盲目がもたらす孤独】
楽しそうなクラスメートの輪があちこちに出来ても、
自分はどこにもは居ることが出来ず、
ぽつんと一人でいるしかない


3人以上の会話が苦手な子たちにとっては、
自分と1対1で語り合ってくれる人だけが、
友達と感じられる唯一の相手だといいます。
でも、定型発達の子達は、
やはり複数でワイワイを好みます。
クラスの中でようやく見つけた親友が、
やがて周囲の空気を感じ取って、
離れていってしまうこともあるといいます。
「あなたのこと、いやじゃないけど、
 みんなと一緒に話したいの。
 あなたも、こっちにおいでよ。」

そういわれることは、発達障害のある子達にとっては、
どうしようもない宣告だと感じられるのかもしれませんね。

みんなが何気なく出来る事が、
自分にだけは出来ない。
みんなが感じていることが、
自分には見えない。
つかみようのない何かがそこにあるのは判るけれど、
それ自体が何なのかすらよく判らない


3人以上の会話の苦手は、そんなつらさなのかも知れません。
今日は会話の苦手の第1回目として、記事にして見ました。


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