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先日の「目の前の一つのことで頭がいっぱいになる ~何かに集中がシフトすると意識が飛ぶ!?、最近の長男」の記事に、沢山のコメント・ツイートをお寄せいただきました。今日はそんな中から、当事者さん目線のものを取り上げてみたいと思います。

さて、まずはannan3さんのツイートからです。

>アスペ・ADHD・LDの私ですが、思春期前ぐらいから放り出し癖が悪化しました。敏感な時期なのでまさに「青春まっしぐら」で周りが見えなくなるのかもしれないですね。社会に出たら鍛えられて、公的な場所では放り出さなくなりました。自室はいまだに散らかしますけど…

>十代は次々に開けてくる新しい世界と、次々にふりかかる人生の難問に、頭まっしぐらぁで、ド正面からぶち当たっていて・・・。ある意味純粋でした(笑)

早思春期頃から悪化したという、コメントをいただきました。
この時期、周囲の子達が急速に成長し、
また大人達が自分を見る目や、
年齢相応の要求へと高まっていくことで、
変化に対応しきれず、フローしている様子を感じます。

親御さんからはこんなツイートもお寄せいただきました。

>こんばんは。うちの娘も全く同じです。ついでに娘にそっくりな夫も同じ・・・。今食べたお菓子の袋を捨てることもめったにないですし、物をしまうということは知らないのかと>< 娘には夫と同じようにそのまま大人になって欲しくないのでなんとか奮闘中です^^;

御主人と娘さんの両方にこの特性が出て、
御苦労されているんですね。
あらら・・・・。

ぱぴぃさんからはこんなコメントをいただきました。

>わたしは、年々というか子どもの時よりも今の方がその傾向が強くなってしまっているような気がします。

>元々“同時に”何かを考えたり、したりするのが苦手なのですが、「考え方」が単純じゃなくなった分(色んな可能性を考えられるようになってしまって、さらに一番“近い”可能性もわからない(直感的に検討がつけられないため))、いつまでも1つの事柄から離れられなくなってしまいます。
>わたしにとって“わからない”ということがとても怖いことなため、いつまでも正解または一番正解に近いものとわかることを求め続けてしまうのです。
そうすると、二次障害でもあるのですが記憶が抜け落ちたり(思い出せない、探し出せない)、書き込んだりできないみたいです。

>また子供時代は(も)忘れ物は多かった気もしますが、今思えば気にしすぎて不安で強迫的になったりしてそっちの方が苦しかったような気がします。

コメントからは「いつまでも正解または一番正解に近いものとわかることを求め続けてしまう」と、ピンポイントにはまって、全体を見通せなくなり、見落としや認知の欠けを起こしてしまっている様子が伝わってきます。

オーガスタさんは、もっと詳細に説明してくださっています。

>私も小さい頃忘れ物は多かったです。(中略)
>小さい頃に比べればはるかに減ったし、予定、時間にはメモを取らなくても正確なので、その時まで自覚がなかったわけです。

>それが分かってから、記入できることは記入していますが、口頭で言われたことは3つ目は忘れやすいですね・・・。

これはもう、自分で自分にブレーキをかけて、次のことになるたけ頭がいっぱいにならないようにする、なりそうになったら自分でもう一度確認する、ということを自覚して行うしかないでしょうね・・・それでもできないときはありますが。

>もっともその傾向が強くなるときは、色々な意味でやることが増えているときですね。やることが増えると、それだけ脳のメモリーを食いますから、どうしても確認する、という余計なプログラムを作動させる暇がなくなるというか。

逆を言えば、脳が勝手にオミットしてしまっているときは、今何でいっぱいいっぱいになっているんだろう?と自問することが必要です。ある意味でその特性のドライブが強くなっているということは、他に対しての余裕がなくなるから地が強くなる、ということなので。

さて、このコメントで一番印象に強く伝わったのは、
「他に対しての余裕がなくなるから地が強くなる」
と言う部分です。

恐らくうちの長男も、忘れ物や片づけや放り癖が、
元々薄くて、年齢と共に強くなっているのではなく、
「地にあったものが、余裕を失い強くなっている」
と言う状況なのでしょうね。

そう考えると「気をつけなさい」「直しなさい」と言うばかりで、
プレッシャーを親まで掛けてしまうなら、
余計に特性が強くなり、
不安まで強めてしまうかもしれないですね。

あと「口頭で言われたことは3つ目は忘れやすいですね・・・。」
というのも、印象的です。
やはり、子どもに思い出させたり、気をつけるきっかけを、
口頭で伝える以外の方法で、
何か考える必要がありそうですね。

居眠り猫さんは、本人の自覚と障害特性のところを書いてくださいました。

>自分にとって不自然な行動(あるいは、したくない行動)を体に染み込ませるのですから、どうしても身につきにくく、気が緩むと抜け落ちます。

>小学生くらいだと、まだまだ脳内は親や教師の言うことより遊びごとが優先でしょうし、自分が何かを忘れることが自他双方の損失に繋がるという大人の感覚は実感できないのではないでしょうか。
>なぜ忘れてはいけないのか得心がいくと、対策を工夫するモチベーションもあがってくると思います。

内の長男もそうなのですが、
「そんなことをしていたら、周囲に笑われるよ」
などと定型的な指導法を言っても、
一向にピンと来ないようなのですよね。
そのあたりを表現してくださったのかなぁと思いました。 

ikukotaさんは、こんなツイートを下さっています。

>コンサータ飲んでても、忘れもの、やりっぱなし、ひどいです。あたしも何回もゆうのはたいぎので… 子供の携帯で子供の声を録音してそれをアラームにしてます。“薬のみんちゃい“とか “寝る前片付けんちゃい“とか。子供のアイデアなんで(^-^)工夫してるので良しとしてます

抜け落ちてしまうことを注意しすぎるよりも、
ikukotaさんのように、
他の対処法を考えるのが大切なんでしょうね。

やはり、こうしたことへの対処法は難しいですね。
皆さん、貴重な御経験・ご体験を
お伝えくださってありがとうございます。

このことについては、夫婦で良く考え、
長男とも穏やかに話し合ってみることにします。

今日は、「目の前の一つのことで頭がいっぱいになる」にお寄せいただいたコメントから記事にして見ました。


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