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先週の金曜、家族限定グループワークの日でした。（詳しくはこちら）今回も定員に達するご参加があり、主催としては有難く思っております。さて、ご参加いただいた親御さんたちですが、大変お困りの様子が伺えました。今日はそんなところからの記事です。
今回の家族グループワークは、こちらのワークには初参加の方が多かったですね。親御さんの悩みも様々です。
すでに成人しておられる当事者を抱える親御さんからは、就職が上手くいかず、それどころか、精神科薬の副作用から、お子さんが混沌の中に居て、中々解決の糸口を見つけるのにも困ってらっしゃる方もいらっしゃいました。
また、同様の状態から、ようやくセカンドオピニオンを受けたおかげで、減薬に成功し、精神混乱を抜け出しつつあるご家庭もありました。こうした親御さんとしては、支援が薄い成人発達障害者が、この先、どんな展望で将来像を描いていけばよいのかという悩みが語られました。
青年期の当事者を抱える親御さんからは、他の家族の障害への理解の薄さから、当事者であるお子さんがどんどん、二次障害をきつくしている悩みのお話がありました。
未成年のお子さんを持つ親御さんからは、学校での不適応で、クラスの他の親御さんの理解が得られずに、悩んでらっしゃる様子が伺えました。
初参加の方が多くとも、徐々にワークは深まったように感じました。冒頭は、病院の情報や治療経過の情報交換から始まりましたが、やがて話題はお子さんの発達障害特性をどう理解していくかという話に展開していきました。中には、障害特性への理解が進んでらっしゃる親御さんもいらしており、詳しく説明をしてくださったのです。そんな悩みを互いに語りながら、やがて親御さん同士に、互いをいたわり合い、相手の思いに寄り添い合う雰囲気が芽生えてきたように、僕は感じました。
ある方がおっしゃった言葉です。
「やはり、親たちも、こうした場に来たり、旅行をしても良いし、
自分の気持ちが追い込まれないように、
そこを考えることも大事だと思っている」
僕は、正にそのとおりだと思うお言葉でした。
発達障害者にとって、家族は、
まず一番の支援者であってほしい存在です。
しかし、悲しいかな、その間には、
感情的なもつれにまで発展するほど、
仲たがいになってしまうことが多い障害でもあります。
それは、決して、この親子に情がないのではなく、
むしろ、互いを必要としたり、
大事にしたい思いが強ければ強いほど、
障害特性がその気持ちを荒立て、
冷静なこころで互いに接することが出来なかったり、
相手が思うようにならないことにいらだってしまうようなのです。
親御さんご自身は、みな、苦しんでらっしゃるように僕は感じました。
お子さんの障害をある程度は理解してらっしゃり、
また、その理解を持って接する大切さはわかっているけれど、
でも、日々の暮らしの中ではそれが上手くいかない。
そんな現実の中での葛藤です。
今後も私どもの「家族限定グループワーク」は、
そんな親御さんが、自分の肩に乗った荷を少しは降ろしていただき、
軽くなったお気持ちで、またご家族との関わりを見直していく。
そんな間接的な形ではありますが、
当事者さんの支援となれればと活動しております。
次回は2011/11/11（金）です。
予約受付も開始しておりますので、
よろしければ、ぜひご参加下さい。
「家族限定グループワーク」開催要項
http://cocopv.jpn.org/o-kgw.html
さて、話は変わりますが、2011/10/29(土)は「発達障害を共に考える会」です。
こちらは、当事者・家族・支援者の３者がご参加いただけます。
・発達障害の悩みについて、実体験・経験に基づいた話を聞きたい。
・自分以外の立場の人（当事者・家族・支援者）の意見や感じている思いを知りたい
・悩み・困難の解決法、支援法などについて、それぞれの立場で、共に考えたい
・当事者さんであれば、自らの生きづらさを解消したい。
家族・支援者さんであれば、支える当事者さんの悩みや問題を解消するために、自分ができることを模索したい
こんな思いを抱えてらっしゃる方々は、ぜひご参加下さい。
三者が互いの思いを受け取り、感じるワークでもあります。
ぜひ、皆さんのご参加お待ちしております。
「発達障害を共に考える会」開催要項
http://cocopv.jpn.org/think.html
ご参加には、インターネットもしくは携帯からのご予約が必要です！
先週の金曜、家族限定グループワークの日でした。（詳しくはこちら）今回も定員に達するご参加があり、主催としては有難く思っております。さて、ご参加いただいた親御さんたちですが、大変お困りの様子が伺えました。今日はそんなところからの記事です。
今回の家族グループワークは、こちらのワークには初参加の方が多かったですね。親御さんの悩みも様々です。
すでに成人しておられる当事者を抱える親御さんからは、就職が上手くいかず、それどころか、精神科薬の副作用から、お子さんが混沌の中に居て、中々解決の糸口を見つけるのにも困ってらっしゃる方もいらっしゃいました。
また、同様の状態から、ようやくセカンドオピニオンを受けたおかげで、減薬に成功し、精神混乱を抜け出しつつあるご家庭もありました。こうした親御さんとしては、支援が薄い成人発達障害者が、この先、どんな展望で将来像を描いていけばよいのかという悩みが語られました。
青年期の当事者を抱える親御さんからは、他の家族の障害への理解の薄さから、当事者であるお子さんがどんどん、二次障害をきつくしている悩みのお話がありました。
未成年のお子さんを持つ親御さんからは、学校での不適応で、クラスの他の親御さんの理解が得られずに、悩んでらっしゃる様子が伺えました。
初参加の方が多くとも、徐々にワークは深まったように感じました。冒頭は、病院の情報や治療経過の情報交換から始まりましたが、やがて話題はお子さんの発達障害特性をどう理解していくかという話に展開していきました。中には、障害特性への理解が進んでらっしゃる親御さんもいらしており、詳しく説明をしてくださったのです。そんな悩みを互いに語りながら、やがて親御さん同士に、互いをいたわり合い、相手の思いに寄り添い合う雰囲気が芽生えてきたように、僕は感じました。
ある方がおっしゃった言葉です。
「やはり、親たちも、こうした場に来たり、旅行をしても良いし、
自分の気持ちが追い込まれないように、
そこを考えることも大事だと思っている」
僕は、正にそのとおりだと思うお言葉でした。
発達障害者にとって、家族は、
まず一番の支援者であってほしい存在です。
しかし、悲しいかな、その間には、
感情的なもつれにまで発展するほど、
仲たがいになってしまうことが多い障害でもあります。
それは、決して、この親子に情がないのではなく、
むしろ、互いを必要としたり、
大事にしたい思いが強ければ強いほど、
障害特性がその気持ちを荒立て、
冷静なこころで互いに接することが出来なかったり、
相手が思うようにならないことにいらだってしまうようなのです。
親御さんご自身は、みな、苦しんでらっしゃるように僕は感じました。
お子さんの障害をある程度は理解してらっしゃり、
また、その理解を持って接する大切さはわかっているけれど、
でも、日々の暮らしの中ではそれが上手くいかない。
そんな現実の中での葛藤です。
今後も私どもの「家族限定グループワーク」は、
そんな親御さんが、自分の肩に乗った荷を少しは降ろしていただき、
軽くなったお気持ちで、またご家族との関わりを見直していく。
そんな間接的な形ではありますが、
当事者さんの支援となれればと活動しております。
次回は2011/11/11（金）です。
予約受付も開始しておりますので、
よろしければ、ぜひご参加下さい。
「家族限定グループワーク」開催要項
http://cocopv.jpn.org/o-kgw.html
さて、話は変わりますが、2011/10/29(土)は「発達障害を共に考える会」です。
こちらは、当事者・家族・支援者の３者がご参加いただけます。
・発達障害の悩みについて、実体験・経験に基づいた話を聞きたい。
・自分以外の立場の人（当事者・家族・支援者）の意見や感じている思いを知りたい
・悩み・困難の解決法、支援法などについて、それぞれの立場で、共に考えたい
・当事者さんであれば、自らの生きづらさを解消したい。
家族・支援者さんであれば、支える当事者さんの悩みや問題を解消するために、自分ができることを模索したい
こんな思いを抱えてらっしゃる方々は、ぜひご参加下さい。
三者が互いの思いを受け取り、感じるワークでもあります。
ぜひ、皆さんのご参加お待ちしております。
「発達障害を共に考える会」開催要項
http://cocopv.jpn.org/think.html
ご参加には、インターネットもしくは携帯からのご予約が必要です！
皆さんのクリックがとっても励みになります！
【参加ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
【告知です！】
日頃の生活を離れ、ゆったりと過ごすお時間はいかがでしょうか
同じ境遇を持つもの同士、悩みを語ったり、
判らないことを聞いてみたり、
互いの経験を交換し合って、問題をひとつひとつほどいていく・・・・
そんなグループを目指して、開催しています。
2011.11.11（金） 10：00～14：00
大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催！
少人数（10人）制 要予約
発達障害を共に考える会のご案内
当事者・家族・支援者のいずれもが参加出来て、
共に互いの思いを感じ、理解を深める為のワークです。
2011.10.29（土） 13：15～17：45（開場13：00）
テーマ：ノンテーマフリートーク
定員20名（要予約）
今回はノンテーマフリートークの日なので、スピーチはありません。
発達障害の家族や支援に関する悩みなどについて、
参加者の方々の思いをともに語り、聴き、感じるワークです。
フェルデンクライス・ボディーワーク教室のご案内
ゆったりとした時間の中で、
ココロとからだの調和を取り戻していく教室です。
無理な姿勢や激しい運動は一切ないので、
お気軽にご参加いただけます。
2011.10.21（金） 18：30～20：30
2011.11.02（水） 18：30～20：30
2011.11.18（金） 18：30～20：30
大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催！
少人数（6～8人）制 要予約