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発達障害とひと言で言っても、特性の強弱や性質など千差万別です。そして、このことは苦手のツボも人それぞれということになります。今日はそんな記事です。
発達障害と言っても、自閉度の強弱そのものにも差があれば、
個別の特性の強弱も、千差万別ですよね。
ある方は、仕事をせかされることにトラウマを抱えています。
多くの当事者さんとしては、事務処理能力や
会計処理、販売窓口のようなことが苦手なようです。
でも、この方はこうした仕事は得意なので、
普段はこなせるのですが、
仕事をせかされてしまうと、
段々、焦りから気持ちが落ち込み、
今まで出来ていたことも出来なくなることがあるそうです。
日頃は、朗らかで聡明な印象の方ですが、
落ち込んだ時には気の毒なくらいに沈み込まれます。
別のある人は、電話番が苦手でどうしようもないといいます。
用件を聞きながら、メモを取るというのが、
全くダメだといいます。
マルチタスクに問題を抱えているのでしょうね。
また、見えない相手の言ってることを想像したり、
状況を把握するのが難しいといいます。
そんなことで、折角就職しても、
電話を取らなければと思っただけで、
ほかの仕事も手につかなくなり、
結局、長くは続かないそうです。
急な予定変更や、臨機応変な対応が全くダメという人もいます。
この方は、非常に聡明な方で、資格も沢山持っておられます。
また、非常に温厚な人柄で、周囲の辛抱も厚い人です。
ですから、仕事も決してこなせないわけではありません。
ただ、やはりルーチン的な仕事は上手く出来ても、
突発的な対処を迫られると、途端に辛くなるとおっしゃいます。
ひとつの突発仕事をうまくこなせても、
「次にまたいつ突発自体が来るのだろう」と考えるだけで、
得意な仕事まで手に付かなくなるといいます。
過去に、失敗した体験が記憶によみがえるのでしょうか。
あるいは、苦手意識が精神不安定を生むのでしょうか。
いずれにせよ、こうしたことが引き金になって、
混乱したり、思考停止状態に陥ったり、
パニックを起こしていしまう人は、少なくないようです。
どれだけ得意なことがあっても、
色んな事を無難にこなせても、
これだけはどうしてもダメというのを抱えているのが、
発達障害というものなのかもしれません。
人により苦手の中身は違っても、
総じて、みんなそれぞれの「これだけはダメ」を抱えているようです。
やはり、得意なところで勝負するように、
無理なことは関わらないですむように、
周囲に理解を求めていくしかなさそうです。
それさえ許されれば、しっかり働ける。
それが発達障害ではないかと思うのです。
でも、残念ながら、日本社会は
オールラウンドプレイヤーを好みますよね。
実務者よりも、マネージャーを評価しますよね。
高い技能や知識・見識を持つ人より、
その人を使って、事業を総括する人のほうを大事にしますよね。
そのあたり、見直す必要が、そろそろありそうにも思うんですけどね。
P.S. 明日は大阪市中央区で、フェルデンクライス・ボディーワーク教室の日です。今からの申込みも歓迎です。一度、体験なさってみてはいかがでしょうか。
フェルデンクライス・ボディーワーク教室のご案内
ゆったりとした時間の中で、
ココロとからだの調和を取り戻していく教室です。
無理な姿勢や激しい運動は一切ないので、
お気軽にご参加いただけます。
2011.09.15（木） 18：30～20：30 大阪市中央区にて
皆さんのクリックがとっても励みになります！
発達障害とひと言で言っても、特性の強弱や性質など千差万別です。そして、このことは苦手のツボも人それぞれということになります。今日はそんな記事です。
発達障害と言っても、自閉度の強弱そのものにも差があれば、
個別の特性の強弱も、千差万別ですよね。
ある方は、仕事をせかされることにトラウマを抱えています。
多くの当事者さんとしては、事務処理能力や
会計処理、販売窓口のようなことが苦手なようです。
でも、この方はこうした仕事は得意なので、
普段はこなせるのですが、
仕事をせかされてしまうと、
段々、焦りから気持ちが落ち込み、
今まで出来ていたことも出来なくなることがあるそうです。
日頃は、朗らかで聡明な印象の方ですが、
落ち込んだ時には気の毒なくらいに沈み込まれます。
別のある人は、電話番が苦手でどうしようもないといいます。
用件を聞きながら、メモを取るというのが、
全くダメだといいます。
マルチタスクに問題を抱えているのでしょうね。
また、見えない相手の言ってることを想像したり、
状況を把握するのが難しいといいます。
そんなことで、折角就職しても、
電話を取らなければと思っただけで、
ほかの仕事も手につかなくなり、
結局、長くは続かないそうです。
急な予定変更や、臨機応変な対応が全くダメという人もいます。
この方は、非常に聡明な方で、資格も沢山持っておられます。
また、非常に温厚な人柄で、周囲の辛抱も厚い人です。
ですから、仕事も決してこなせないわけではありません。
ただ、やはりルーチン的な仕事は上手く出来ても、
突発的な対処を迫られると、途端に辛くなるとおっしゃいます。
ひとつの突発仕事をうまくこなせても、
「次にまたいつ突発自体が来るのだろう」と考えるだけで、
得意な仕事まで手に付かなくなるといいます。
過去に、失敗した体験が記憶によみがえるのでしょうか。
あるいは、苦手意識が精神不安定を生むのでしょうか。
いずれにせよ、こうしたことが引き金になって、
混乱したり、思考停止状態に陥ったり、
パニックを起こしていしまう人は、少なくないようです。
どれだけ得意なことがあっても、
色んな事を無難にこなせても、
これだけはどうしてもダメというのを抱えているのが、
発達障害というものなのかもしれません。
人により苦手の中身は違っても、
総じて、みんなそれぞれの「これだけはダメ」を抱えているようです。
やはり、得意なところで勝負するように、
無理なことは関わらないですむように、
周囲に理解を求めていくしかなさそうです。
それさえ許されれば、しっかり働ける。
それが発達障害ではないかと思うのです。
でも、残念ながら、日本社会は
オールラウンドプレイヤーを好みますよね。
実務者よりも、マネージャーを評価しますよね。
高い技能や知識・見識を持つ人より、
その人を使って、事業を総括する人のほうを大事にしますよね。
そのあたり、見直す必要が、そろそろありそうにも思うんですけどね。
P.S. 明日は大阪市中央区で、フェルデンクライス・ボディーワーク教室の日です。今からの申込みも歓迎です。一度、体験なさってみてはいかがでしょうか。
フェルデンクライス・ボディーワーク教室のご案内
ゆったりとした時間の中で、
ココロとからだの調和を取り戻していく教室です。
無理な姿勢や激しい運動は一切ないので、
お気軽にご参加いただけます。
2011.09.15（木） 18：30～20：30 大阪市中央区にて
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【告知です！】
日頃の生活を離れ、ゆったりと過ごすお時間はいかがでしょうか
同じ境遇を持つもの同士、悩みを語ったり、
判らないことを聞いてみたり、
互いの経験を交換し合って、問題をひとつひとつほどいていく・・・・
そんなグループを目指して、開催しています。
【参加ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
2011.10.14（金） 10：00～14：00
大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催！
少人数（10人）制 要予約
発達障害を共に考える会のご案内
当事者・家族・支援者のいずれもが参加出来て、
共に互いの思いを感じ、理解を深める為のワークです。
2011.9.19（月曜・祝） 13：30～17：45（開場13：15）
テーマ「発達障害の誤診問題と精神科薬との付き合い方」
定員30名（要予約）
40代の男性当事者さんをお迎えして開催します。
発達障害の確定診断を受けるまでに
17年を要したと言う苦悩と混沌の日々。
その後、セカンドオピニオンの医師の指導の下、
自分にあった精神科薬の種類・量を
模索する日々を過ごし、数年を掛けて、
その組み合わせを見つけるまでの日々。
そんな貴重なお話を語っていただきます。
フェルデンクライス・ボディーワーク教室のご案内
ゆったりとした時間の中で、
ココロとからだの調和を取り戻していく教室です。
無理な姿勢や激しい運動は一切ないので、
お気軽にご参加いただけます。
2011.09.15（木） 18：30～20：30
2011.10.04（火） 18：30～20：30
2011.10.21（金） 18：30～20：30
大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催！
少人数（6～8人）制 要予約