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今日は、少し前になりますが、7/8の家族限定グループワークの様子から記事にしますね。
さて、この日のグループワークは10名と定員の親御さんを迎えてのワークとなりました。今回は、小中学生のお子さんを抱える親御さんが4名参加されていました。いつもは、成人当事者さんを抱える親御さんが多いので、どんなワークになるのかと、楽しみにして参加しました。
お子さんが保育園に入ったばかりの親御さんからは、
これからの集団生活に対する不安の声がありました。
この年齢の子であっても、
愛着行動や、周囲への親和性で早くも特性が現れ、
本人なりに、懸命にやろうとしても、
すでに学園生活にしんどさを感じているそうなのです。
僕が感じるところでは、この年齢のお子さんが、
学園生活で不適応を起こす最初が、
感覚過敏によることが多いように思います。
また先生からの声掛けに混乱してる子も、
いるかもしれません。
まずは、環境調整を考えていくことで、
お子さんの過ごしやすさを作っていきたいですね。
次に、中高生で引きこもっていたり、
学校には通えているものの、
しんどさを抱えるお子さんの
親御さんからのお話がありました。
学校から帰ると、制服も着替えずに、
そのままベッドに倒れこむように寝入ってしまうそうです。
そのまま２～３時間眠りこけてしまうそうなのです。
この子達にとっては、学園生活に適応するだけで、
神経的にヘトヘトになっているのかもしれませんね。
成人当事者さんの親御さんでは、
引きこもり状態のお話が多かったでしょうか。
この年齢で引きこもっている場合、
家族に多害行為が向かう場合も少なくなく、
ご家族のご心労には言葉が浮かばないくらいでした。
皆さんそれぞれに、深いつらさと苦悩を抱えてらっしゃるのが判り、
思い思いに、語っていただく時間となりました。
そんな中で、印象的なことが二つありました。
まずは、あるお母さんのお言葉です。
「周囲からは「あなたの子育てが悪いからこうなるのだ」
と責められ、子どもたちは思うようにならず、
つらい日が続いたときに、
あるときふと思ったことがありました。
『自分がふさいでいては、全てがうまくいかないかもしれない。
まず、自分にご褒美をあげて、
自分がイキイキとしていなければ』と感じたんです。」と。
確かに、お母さんの元気は、
家族全員に良い影響を与えるかもしれませんね。
だからこそ、お母さんは、
つらい気持ちをどこかにおいてこれる場が大切なのだと、
僕は改めて感じたのです。
二つ目は、グループワークの終わりに、
参加された親御さんから、こんな言葉がありました。
「今まで自分は子どもの苦しみに、
目が向いていなかったかもしれない。
これからは、そこを考えて、
子どもに接していきたい」と。
僕はこのお言葉を聴いて、すごいなぁと感じたのです。
発達障害児の子育てには、
とかく育てにくさがあるといいます。
特性からくる愛着行動の薄さや、
中々、通い合わない心の部分で、
母性本能を持ってしても、
親御さんにも苦しみがあるというのです。
このお母さんの言葉は、
そんなつらさを超えての気持ちと感じたのです。
この方は、そんなご自分の気持ちを超えて、
問題解決の一歩を進まれたのかもしれませんね。
さて、家族限定グループワークは、
ご家族のためのワークです。
日ごろ、内に積もったものを、
何かひとつでもおいて帰っていただけたらと開催しています。
次回は8/12（金）の開催です。
今のところ未成年のお子さんを持つ方が多めの予約です。
もちろん、成人当事者さんを抱える親御さんも、
どうぞご予約ください。
どうぞお気軽にご参加くださいね。
2011.8.12〔金）10：00～14：00
大阪市北区の会場を借りて開催
要予約：予約手続きはこちらから
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今日は、少し前になりますが、7/8の家族限定グループワークの様子から記事にしますね。
さて、この日のグループワークは10名と定員の親御さんを迎えてのワークとなりました。今回は、小中学生のお子さんを抱える親御さんが4名参加されていました。いつもは、成人当事者さんを抱える親御さんが多いので、どんなワークになるのかと、楽しみにして参加しました。
お子さんが保育園に入ったばかりの親御さんからは、
これからの集団生活に対する不安の声がありました。
この年齢の子であっても、
愛着行動や、周囲への親和性で早くも特性が現れ、
本人なりに、懸命にやろうとしても、
すでに学園生活にしんどさを感じているそうなのです。
僕が感じるところでは、この年齢のお子さんが、
学園生活で不適応を起こす最初が、
感覚過敏によることが多いように思います。
また先生からの声掛けに混乱してる子も、
いるかもしれません。
まずは、環境調整を考えていくことで、
お子さんの過ごしやすさを作っていきたいですね。
次に、中高生で引きこもっていたり、
学校には通えているものの、
しんどさを抱えるお子さんの
親御さんからのお話がありました。
学校から帰ると、制服も着替えずに、
そのままベッドに倒れこむように寝入ってしまうそうです。
そのまま２～３時間眠りこけてしまうそうなのです。
この子達にとっては、学園生活に適応するだけで、
神経的にヘトヘトになっているのかもしれませんね。
成人当事者さんの親御さんでは、
引きこもり状態のお話が多かったでしょうか。
この年齢で引きこもっている場合、
家族に多害行為が向かう場合も少なくなく、
ご家族のご心労には言葉が浮かばないくらいでした。
皆さんそれぞれに、深いつらさと苦悩を抱えてらっしゃるのが判り、
思い思いに、語っていただく時間となりました。
そんな中で、印象的なことが二つありました。
まずは、あるお母さんのお言葉です。
「周囲からは「あなたの子育てが悪いからこうなるのだ」
と責められ、子どもたちは思うようにならず、
つらい日が続いたときに、
あるときふと思ったことがありました。
『自分がふさいでいては、全てがうまくいかないかもしれない。
まず、自分にご褒美をあげて、
自分がイキイキとしていなければ』と感じたんです。」と。
確かに、お母さんの元気は、
家族全員に良い影響を与えるかもしれませんね。
だからこそ、お母さんは、
つらい気持ちをどこかにおいてこれる場が大切なのだと、
僕は改めて感じたのです。
二つ目は、グループワークの終わりに、
参加された親御さんから、こんな言葉がありました。
「今まで自分は子どもの苦しみに、
目が向いていなかったかもしれない。
これからは、そこを考えて、
子どもに接していきたい」と。
僕はこのお言葉を聴いて、すごいなぁと感じたのです。
発達障害児の子育てには、
とかく育てにくさがあるといいます。
特性からくる愛着行動の薄さや、
中々、通い合わない心の部分で、
母性本能を持ってしても、
親御さんにも苦しみがあるというのです。
このお母さんの言葉は、
そんなつらさを超えての気持ちと感じたのです。
この方は、そんなご自分の気持ちを超えて、
問題解決の一歩を進まれたのかもしれませんね。
さて、家族限定グループワークは、
ご家族のためのワークです。
日ごろ、内に積もったものを、
何かひとつでもおいて帰っていただけたらと開催しています。
次回は8/12（金）の開催です。
今のところ未成年のお子さんを持つ方が多めの予約です。
もちろん、成人当事者さんを抱える親御さんも、
どうぞご予約ください。
どうぞお気軽にご参加くださいね。
2011.8.12〔金）10：00～14：00
大阪市北区の会場を借りて開催
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【告知です！】
日頃の生活を離れ、ゆったりと過ごすお時間はいかがでしょうか
同じ境遇を持つもの同士、悩みを語ったり、
判らないことを聞いてみたり、
互いの経験を交換し合って、問題をひとつひとつほどいていく・・・・
そんなグループを目指して、開催しています。
【参加ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html
発達障害支援：大阪家族限定グループワークのご案内
2011.08.12（金） 10：00～14：00
大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催！
少人数（10人）制 要予約
発達障害を共に考える会
テーマ：「発達障害の誤診問題と精神科薬との付き合い方」
2011.09.19（月曜・祝）
13：30～17：45（開場 13：15）
大阪市北区の開場で開催
フェルデンクライス・ボディーワーク教室のご案内
ゆったりとした時間の中で、
ココロとからだの調和を取り戻していく教室です。
無理な姿勢や激しい運動は一切ないので、
お気軽にご参加いただけます。
2011.7.22（金） 18：30～20：30
2011.8.02（火） 18：30～20：30
2011.8.23（火） 18：30～20：30
大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催！
少人数（6～8人）制 要予約