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今日は、発達障害の誤診問題と精神科薬との付き合い方について、記事にしてみたいと思います。また、発達障害者支援団体「こころぴあビレッジ」の活動の近況やお知らせなどについても、記事にしたいと思います。


【次回、発達障害を共に考える会の告知から】

さて、まずは、「発達障害を共に考える会」の告知からです。

一部の方にお知らせしていた次回ですが、

10月開催の予定を一月早めまして、

2011年9月19日(月曜・祝日)に前倒しすることが決まりました。


1回目の6/18の開催の後、特に当事者さんたちから、

「次回まで4ヶ月もあることが残念だ」というお声をいただきまして、

一月早く開催することに決めさせていただきました。


次回のテーマは

「発達障害の誤診の問題と、精神科薬との付き合い方」

・・・です。


予約受付も開始しましたので、

よろしければ、こちらからお申し込みくださいね。


ホームページ

http://cocopv.jpn.org/

予約受付ページ

http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html#yoli


【発達障害の誤診の問題の根深さ】

さて、今日はこのテーマについて、

少し掘り下げて記事にしてみたいと思います。


私も発達障害の問題にかかわり始めて以来、当事者の会や

家族の会などで沢山の方々のお話を伺いましたが、

中でも、大変多いのが、発達障害の

確定診断をもらうまでの、長い道のりのお話です。


今の成人当事者の方々には、大人になるまで

この障害に気づかれなかった人が大変多いのですが、

でも、仕事が上手くいかない中でうつ病になったり、

睡眠障害を起こしたりして、かなり前から、

精神科に通っていた人は少なくないのです。


ところが、精神科にも、

発達障害に臨床経験のある医師は少ないようで、

うつ病や心因症、パニック障害・・・

あるいは統合失調症などと診断されてしまうケースが、

決して少なくないのです。


確かに、こうした症状もあったのかもしれないのですが、

精神疾病を起こす原因に、発達障害の特性があるケースは、

この根本原因を踏まえた治療でないと、

二次的な精神疾病も中々治せないようです。


そればかりか、この障害を持つ人たちは、

脳の構造の違いから、精神科薬に敏感な方が多く、

副作用を強く起こしやすい傾向があるようなのです。

ですから、誤診されたまま、投薬治療を受けると、

二次障害をかえってひどくするケースも、

世間には、かなりあるようなのです。

ただし、精神科薬は、急にやめるのは決してよくないので、

断薬・減薬はくれずれも医師の指示を仰いで、

計画的に行ってくださいね


こうした状態に陥った当事者さんは、

深い精神混乱に落ちていくようです。

また、同居するご家族も大変なご苦労をなさっているようです。


僕は、そんな悲痛なお話を、数限りないくらいお聞きしています。


9月の「考える会」は、

こうした体験を克服してこられた当事者の方の

スピーチを予定しております。


今回、「発達障害を共に考える会」にお招きするのは、

40代の当事者男性です。


確定診断を受けるまでに17年を要したという方です。

その間、いろいろな診断名をもらい、

あらゆる投薬治療をしてこられたのですが、

結局、良くなることはなかったといいます。


そうするうちに、愛媛でセカンドオピニオンを受けて、

自分に発達障害の問題があることに気付き、

その医師に、発達障害者と精神科薬の付き合い方

の方法を教えてもらったそうなのです。


その後、薬の種類や量を調整する中で、

自分にあった処方を見つけ、

二次障害もかなり回復してこられたという方なのです。


同様の経験で悩んでおられる方には、

貴重な体験談になると思いますので、

ぜひ、お越しくださいね。


【もうひとつのお知らせ】

さて、「発達障害を共に考える会」では、

もうひとつお知らせがあります。


10月にも、この会を開催することが決まりました

ただ、この日は趣向が少し違っております。

スピーチはなく、グループワーク1本での開催です。


つまり、「ノンテーマ・フリートーク」の

「発達障害を共に考える会」ということになります。


第1回目を開催して感じたことなのですが、

前半に1時間スピーチ(もしくは対談)があるので、

後半のグループワークが、

どうしても時間不足になってしまいます。


また、決められたテーマではなく、

ご自身の悩みを話したいのに、

どこか未消化で帰られた方が

居らっしゃったように、僕は感じました。


10月の「考える会」では、

テーマを絞らずに、参加者の方々の思いを、

互いに語ったり、聴く中で、

問題解決を探る場としたいと思います。


今後も、「考える会」は、「テーマあり」と

「ノンテーマ・フリートーク」を交互に開催する予定です。


10月の開催日はまだ決まっておりませんが、

月の後半(22日または29日)になる予定です。


また、こちらも日程が決まりましたら、

予約受付を始めますので、

お申し込みくださいね。


【こころぴあの近況から・・・】

さて、7/1はフェルデンクライス・ボディーワーク教室の開催日でした。

この日は8名のご参加をいただいて、定員満席での開催となりました。


この行事は、唯一参加者に制限がありません。

ですので、発達障害の当事者さんやご家族だけではなく、

一般からの参加者もいらっしゃっいます。


この日のレポートはまた、近日させていただきますね。


7/8の家族限定グループワークも、すでに満席で、

キャンセル待ちをしていただいている状況となっております。

多数の予約申し込み、感謝しております。


昨今、参加者が増えてうれしく感じると共に、

ぼちぼち、無理なくやっていこうと、

僕の悪い癖である、急な熱中モードになり過ぎないように、

適度に自重しながらやっています。


これからも、ご参加いただく方々の、

お悩みや苦しみを、

少しでも軽くしていただけますように、

微力ではありますが、

頑張っていきたいと思っておりますので、

よろしくお願いいたします。


では、ぜひ、会場でお会いしましょう!


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【告知です!】

日頃の生活を離れ、ゆったりと過ごすお時間はいかがでしょうか

同じ境遇を持つもの同士、悩みを語ったり、

判らないことを聞いてみたり、

互いの経験を交換し合って、問題をひとつひとつほどいていく・・・・

そんなグループを目指して、開催しています。


【参加ご予約はこちらから】

http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html


発達障害支援:大阪家族限定グループワークのご案内

2011.07.8(金) 10:00~14:00

大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催!

少人数(10人)制 要予約


フェルデンクライス・ボディーワーク教室のご案内

ゆったりとした時間の中で、

ココロとからだの調和を取り戻していく教室です。

無理な姿勢や激しい運動は一切ないので、

お気軽にご参加いただけます。

2011.7.01(金) 18:30~20:30

2011.7.22(金) 18:30~20:30

大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催!

少人数(6~8人)制 要予約