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さて、幼児期の早期診断・早期教育のシリーズも8回目を迎えましたが、全国各地で、療育施設を開所したり、従来の施設を拡充する動きが、伝わってきています。今日はそんな記事です。


まずは、山口県岩国市のニュースから。


この施設、2007年の開所で、4年で利用者が、当初の10~20人から、170人にまで急増しているとか。発達障害の二次障害予防にも、「3~5才児で発見し、早期療育することが重要」と、2012年3月からの運用開始を目標に、今回の計画を決定したとか。


岩国市では、毎年生まれる子ども達の数から、今後もこうした施設への需要は高いと判断し、施設整備に着手したようですね。



発達障害児の療育充実、利用増で新施設建設へ 山口
読売新聞 2011.1.7

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20110107-OYT8T00477.htm


山口県岩国市は来年度、発達障害を抱える子どもたちの言語訓練や心理検査を行う「療育センター」を拡充し、市医療センター医師会病院の敷地内に新たな施設を建設する。新施設は現在の建物に隣接。地上2階、地下1階、延べ床面積約600平方メートルで、訓練室や検査室など十数室を設ける。今年度は在日米軍再編交付金から約2400万円の設計費を計上。建設費も交付金を充て、2012年3月をめどに運用を始める計画だ。


次は、兵庫県播磨町の取り組みから。

 
 こちらは、NPO法人と県が連携して、発達障害の子たちを専門に預かる学童保育施設を開設したニュースです。スタッフが学校に迎えに行き、帰りは自宅まで送迎するのだとか。募集後、定員がすぐにいっぱいになり、地域に2ヶ所目の開業も目指しているのだとか。

 発達障害児を抱える家庭にも、色々な経済状態の方がいる中で、こうした施設が充実すれば、共働きも可能になりますよね。うちの家内も、実際は働きたいと思っているのですが、子ども達の状態に、あきらめざるを得ない現状があります。こうした動きが、全国に広がって欲しいと思います。

 公的機関の補助が入っているとはいえ、保育料が上限でも月4,600円とは驚きです。


 こうした活動に、NPO法人が公的機関とうまく手を組んで、世間に不足しているニーズを埋めて行くというのは、日本でも、もっと促進して行っていいと思うんですよね。



発達障害児の療育施設開所 播磨町 

神戸新聞 2011.05.02

http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0004022432.shtml


自閉症など発達障害のある小中学生を放課後に預かり、それぞれの状態に合った療育訓練をする施設が2日、播磨町にオープンする。県の認可を受けた「児童デイサービス」が少ないため、募集後すぐに定員いっぱいに。施設を運営するNPO法人「子供たちの立場にたった保育を実践する会」は、東播地域で2カ所目の開業を目指し、準備を進めている。


1日の定員は10人で、スタッフが学校へ迎えに行き、帰りは自宅まで送る。学童保育のように、放課後や夏休み中の居場所となる。利用費は親の所得によって異なるが、おおむね月額4600円が上限という。


(同法人 理事長の)伊藤さんは「障害児の親は付きっきりで、働きに出ることも難しいのが現実」と指摘。「児童のデイサービスを充実させて、親の精神的、経済的負担を少しでも軽くしたい」と話している。



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