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発達障害部門 第3位


先日、masakingさんと言う方とお会いしました。関東在住の起業家で、発達障害のお子さんを持つお父さんです。今日はその話を交えながら、その方のツイートで見かけたつぶやきに焦点を当てて、記事を書いてみたいと思います。


【masaking さんとの面談から】

4月の終わりの頃に、masakingさんが大阪に出張してこられると知り、初めてお会いする機会を得ました。発達障害に関するブログをずっとやっておられて、関心があったので、ツイートを交わしているうちに、「一度ぜひお会いしましょう」ということになったのです。



お会いして、早々、障害者雇用の課題について熱く語られるなど、

この障害に高い関心をお持ちの方だと感じました。


中国で製作された「海洋天堂」という、

自閉症をテーマにした映画の普及にも、

協力しておられるそうです。


この映画の事も熱心に語っておられました。

ぼくも前から見たいと思っていましたので、

益々興味が湧きました。


「masakingさんブログの海洋天堂紹介記事」

http://ameblo.jp/masaking129/entry-10876841205.html


今回は互いの仕事の関係で、

40分程度の面談だったのですが、

「今後も、色々な形で連携を取り、

発達障害の未来に何か役立てるようにがんばって行きましょう」

と語り合って、それぞれの仕事に戻りました。


【masakingさん のつぶやきから】

さて、昨日ツイッターを見ていたら、

masakingさんのつぶやきが目に入りました。


>ボクも最近、ご認識について色々と考えている。

>どうも障害が美徳されたり、

>天才的な発想を持ってるとか思われているよね。

>RT @mirsora: アスペルガー取り上げた内容だったけど、

>とてもがっかりな内容だった

> 間違った認識が広まりませんように


このコメント自体が、どういう事から出たものなのか判らないのですが、

僕も以前から随分と気になっていたこと、そのものずばりでした。


高機能広汎性発達障害には、ずば抜けた高IQの方や、

サバンなどの特別な能力を持った方がいるのは事実ですが、

それだけが、発達障害ではありません。


多くの方は、普通の知能を持ち、

普通の庶民として暮らしておられます。


また、この方々は、対人関係に苦労したり、

安定就労が出来ずに困ってらっしゃるのですが、

多くの方が、今時、稀なくらい誠実なお人柄で、

真面目で純粋な人たちなのです。


ぼくは、発達障害の尊さというのは、

むしろ、こうした面にあると感じています。


そして、僕はこうつぶやきました。


>僕もそれは思います。

>発達障害は天才を生むからすごいのではなく、

>天才も凡人もいずれにも人としての純粋さがあって、

>それで十分だと感じます


そうしたら、ikkoronさんと言う方から、

とっても素敵なつぶやきを頂きました。


>私は凡人ですが、定型の人が見過ごすようなものに気づいて

>美や喜びを感じるとき、こんな自分でよかったなあと思います


これこそが、僕が感じている発達障害の素晴らしさ、

些細なことに気持ちを動かされ、

そこに喜びを感じる独特の感性なのだと思ったのです。


【発達障害の本来の良さ・尊さとは】

発達障害のことを紹介すると気に、

「アインシュタインやエジソン、モーツアルトに

 レオナルド・ダ・ビンチもそうだったのではないかと言われている」

と語られることがあります。

僕もこうした表現を使うことはあるのですが、

僕自身は、決して天才を賞賛したくて書いているのではありません。


僕がこうした言い方をするときは、

その可能性の一端を示したいと思ってのことだけなのです。



もう一度、申し上げますが、

ぼくは、発達障害の方の尊さとは、

その多くの方の、今時、稀なくらい誠実なお人柄であり、

真面目な純粋さであると感じています。

また、非常に細やかな神経で、些細な事にも心を動かし、

その独特の感性で感じる美しさや喜びこそが、

発達障害ならではの価値と感じています。



育児パパのあったか・やさしい発達障害談義

今の日本社会は、グローバル経済の影響からか、



競争に勝ち残ることのみが重視され、

人を出し抜いても儲けた方が勝ちの様な価値観が、

世間のいたるところに蔓延しているように感じます。


発達障害と言うのは、なにも突然生まれた障害ではありません。

そのDNAは、長年、人類に脈々と伝え続けられてきたのでしょう。

そこには、そのDNAが必要である必然があるのだと思うのです。


人としての本来の純粋さや、

周りの空気に左右されない判断力は、

時に生きづらさにも繋がるのでしょうが、

世の中がおかしな方向へ向かっていく時に、

その流れを変えるチカラがあるのかもしれません


損得勘定を越えたところで、

本来、正しいことを、主張し続ける方々がいます。

人生をかけて、そうしたことをする方々がいます

ぼくは、そんな人たちの中には、

きっと純粋な発達障害の方がいるのだろうなぁと思っています。


発達障害の良さは、高IQの天才や、サバンを産むことだけではありません。

人としてのあり方そのものが、それだけで十分尊いと、僕は思うのです。


そして、こんな思いを、改めて思い起こさせてくださった、

masakingさん と、ikkoronさん にも感謝を述べたいと思います。



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