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発達障害部門 第6位


東大で幼児脳の発達についての研究がされているそうですね。その成果として、画一的な教育的関わりだけでは不十分であることが実証されたそうです。今日はそんな話題です。


記事は、末尾につけています。なんだか難しい記事なのですが、これまで脳の発達は、脳の特定部位の働きが良くなることで起こると考えられていたのが、そうではなく複数の経路があることが判ったそうです。


これにより(なんで、「これにより」なのかが良く判りませんが・・・^^)、幼児の成長発達には、画一的な教育的かかわりだけでは不十分で、子供一人一人に応じて、関わりを替える必要があることが、科学的に実証されたということです。


この研究成果がどれほどすごいのかは良く判らないのですが、当然そうだろうなぁと思いますよね。



うちの長男は幼児期にある幼児教室に通っていたのですが、

半年ほどしたときに、同じチェーンの教室に変えたことがあるのです。


ちょうど最初に付いた担任の先生が退職され、

二人目の担任に変わった時で、

その人が、フランチャイーズが決めた学習メニューを、

ただ、そのままにやってるだけに感じたからなんですよ。


それで、教室を変えて、別の担任に移ったわけですが、

その時感じていたのは、特に幼児期と言うのは、相手の興味の度合いや、

課題への食いつき具合を見たり、

興味を示すことから、段々範囲を拡げていって、

徐々にいろんなことが出来るように指導していく必要があるということでした。


ただ、決められたことを、一方的に与えるだけでは、

子どもは楽しんで学ぶことが出来ず、意味がないと感じたんですよね。


幼児期のこうした学習は、やはり楽しんで取組む事が一番大切ですよね。

そういう意味でも、一人ひとりの反応を良く観察できることが、

指導者には必要だと感じます。


今更、とりたてて言うまでもないことの様な気もしますが、

それが科学的にも実証されたということなのでしょうね。




東大、幼児の脳機能発達過程には複数のプロセスが存在することを発見

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000106-mycomj-sci

マイコミジャーナル 2月14日(月)21時10分配信

東京大学 大学院総合文化研究科の開一夫教授らの研究グループは、近赤外分光法を用いて、幼児の脳機能発達過程には複数のプロセスが存在することを突き止めた。Developmental Cognitive Neuroscience誌のオンライン版に掲載された。

これまでの研究により、子どものある認知課題の成績とある特定の脳領域の活動の強さの間には関連があることが示されていた。これらの結果から、研究者らは、その特定の脳領域の活動が強くなることで認知課題の成績が向上すると推測し、脳発達においては一本道の経路であるということが想定されてきた。

研究グループでは、幼児に認知課題を与え、3歳時点と4歳時点における下前頭領域の活動を、近赤外分光法を用いて計測。その結果、3歳時点で認知課題を解ける幼児(グループA)は右の下前頭領域を活動させたのに対して、解けなかった幼児(グループB)はその領域を活動させなかったことが判明した。

その後、グループAの幼児は、4歳時点では左右両側の下前頭領域を活動させた。一方、グループBの幼児は、認知課題を解けるようになったが、右側ではなく左の下前頭領域を活動させたことが確認された。

この結果、同じ課題においても、早くから解ける子どもとそうでない子どもの脳の発達プロセスには違いがあることにより、幼児の脳の発達には複数の経路が存在することが示された。

なお、研究グループではこの結果を踏まえ、子どもに対する画一的な教育的関わりでは不十分で、子どもに応じて関わりを変える必要性があることを示唆していると指摘している。

[マイコミジャーナル]



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