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特別支援教育部門 第8位


和歌山県教育委員会が、特別支援学校でやってきた生徒の集中力を持続させる為の工夫やノウハウを、普通学級に導入するよう指導を始めるそうです。


さて、その工夫とはどんな事かと思いましたら、

確かに発達障害やADHDの子達にはいいだろうなぁと思う事ばかりです。


集中力が途切れがちな子どもを授業に引きつけ、理解を助けるために、
▽掲示物が児童の目に入らないよう教室の後ろに張る
▽授業に人形劇を取り入れる
▽教師がジェスチャーを用いて説明
▽授業ごとその日のテーマを黒板に書いておく
――といった細やかな工夫を実践している。


記事で嬉しいなぁと思うのは、

こうした工夫は他の定型の子達にもわかりやすいと導入している点です。


先日も担任教師と妻が話してきたのですが、

今は発達障害を持たない子達も、

非常に落ち着きがなく、暮らす全体が雑然としているそうです。

きっと和歌山県でも、こうしたことに対策が必要と、考えたのでしょうね。


息子は、保育園時代に幼児教室に週1回通っていたのですが、

2番目や3番目の様なことは、当たり前にやっていました。

人形劇と言うほど大層なものではなく、

黒板を指す棒の先に、

子ども達の好きなアニメキャラが貼ってあるだけなんです。

そのキャラを時々入れ替えたりして、飽きが来ないようにしてたんです。


これはちょっとした工夫であり、大した手間もかかりません。

「特別扱い」というような事でもないと思うのです。


こうした取り組みが、

ひろく全国に広がってほしいなぁと、つくづく思います。



集中する工夫は…特別支援学級のノウハウ、通常学級に取り入れ


http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20110209-OYT8T00508.htm


和歌山県教委は2011年度から、知的障害などを抱える子ども向けに特別支援学級などで培ってきた授業のノウハウを、小中高校の通常学級に取り入れるための研究を始める。

 集中力を損なわない掲示方法や、注目を集める黒板の使い方などで、一般の児童生徒にも分かりやすく楽しい授業で“学級崩壊”を回避する狙い。県教委は、通常学級で学ぶ注意欠陥・多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)を持つ子どもにも有効として、12年度の実施を目指している。(加野聡子)

 県内には特別支援学校12校(1358人)のほか、小中学278校に417の特別支援学級(計1114人)があり、知的障害や自閉症の子ども向けに特別支援教育を実施。

 集中力が途切れがちな子どもを授業に引きつけ、理解を助けるために、
▽掲示物が児童の目に入らないよう教室の後ろに張る
▽授業に人形劇を取り入れる
▽教師がジェスチャーを用いて説明
▽授業ごとその日のテーマを黒板に書いておく
――といった細やかな工夫を実践している。

 県教委は、こうした手法が一般の生徒の集中力向上にも有効として、11年度予算案に研究費などとして462万円を計上。11年度中に実践方法をまとめた事例集を作り、12年度に小中高校約470校へ配布したいとしている。

 02年に文部科学省が行った全国調査では、普通学級でも、ADHDやLDなどのために学習面や行動面で困難を抱える小中学生は6・3%いるとされる。県内の一部の学校では、週に数時間、別教室で指導を行うなどのサポートを行っているが、大半は通常教室で過ごしており、県教委は特別支援教育の手法をこういった子どもたちにも役立てたいとしている。

 学力向上にも寄与 梅田真理・独立行政法人国立特別支援教育総合研究所総括研究員の話「全員に分かりやすく楽しい授業が実現すれば学級は安定し、学力向上にもつながる。すぐに効果が表れなくても、継続することが大切だ」



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