3歳の息子と仲良く暮らす

シングルマザーのバビディです看板持ち看板持ち

アラフォーで管理栄養士してますおにぎり

 

ここではシングルマザーでも

管理栄養士でもない私として

モノを語らせていただきますあんぐりピリピリ

 

「和食=健康」の科学的根拠はない

お~いみんな!

「和食が身体にいい」

って思ってないかい?

 

じつは「和食が健康的」というのは

科学的に未だ証明されていない。

※「和食は不健康」という証明もない

 

ではなぜ私たちは

「和食=健康」と思うのだろうか?

 

その理由の1つが平均寿命の長さおじいちゃんおばあちゃん

たしかに日本人は長寿だ。

 

でも日本人の長寿の理由を

和食一本勝負というのは無理があるでしょ不安

 

国民皆保険制度と高い医療技術は

食習慣なんかより寿命に直結する

実際、医療アクセスの良い国は長寿傾向だ。

 

さて国の平均寿命を伸ばすには

われわれ中年が長生きするだけでなく

子どもや若者が死なないのも大事ほんわか

 

日本の乳児死亡率は世界的に見てかなり低いし

戦争や殺人事件で命を落とす若者も少ない

 

反対に先進国でも乳児死亡率が高かったり

戦争や犯罪の多い国は長寿にはなれない。

 

老いも若きも

みんなが

それなりに

暮らせる

私はこれが日本の長寿の秘訣だと思う。

 

 


和食くらいしか自慢できない

 

じゃぁなんで「和食=健康」

というイメージがあるのだろうか?

 

これはメディアの影響が大きいPC

テレビを付ければ

「日本人の食卓に欠かせない

あの食材に秘められた健康パワー!!

とか…

グルメ番組でタレントが何かを食べて

「日本人でよかったぁ~っデレデレ飛び出すハート

なんてコメントする。

 

日本ほど料理番組やグルメ番組の

多い国はほかにないと聞く。

 

週刊誌には鯖缶だの舞茸だの

玉ねぎだのおからパウダーだの

よくもまぁ次から次に

新しく健康食品を見つけてくるものだと

管理栄養士の私さえ驚くあんぐり

 

こういったものを何度も見ていれば

「私たちが普段食べているものは健康的なんだ」

「やっぱり和食が身体に良いんだ」

と刷り込まれて当然。

 

それを他国から言われたらうれしいけど

自分たちがつくりあげた価値観で

満足しているのは私は何だか恥ずかしい悲しい

 

とくに中国にGDPを抜かれ

(最近はドイツにも抜かれ現在4位)

東日本大震災後あたりから

やたら外国人が日本を褒める

テレビ番組が増えた気がする。

 

一向に経済成長しないくせに

社会保険料と税金は増える一方

さらに超高齢社会を突っ走っている

災害の多い国、日本日本ガーン

 

悲しい現状から目をそらし

自らを慰めるには

「和食サイコー飛び出すハート」が

ピッタリなんだろう

 

 

 

和食の下に大勢の女の骨がある

 

 

「今日の夕飯何がいい?」に対して

「なんでもいい」の次に困るのが

「和食がいい」真顔もやもや

 

和食って何だよダッシュ

寿司は家じゃ握れないし

魚を出せば物足りないと言われ

気を抜けばすべて醤油味…

 

「一汁三菜」

…あぁ、なんて恐ろしい単語不安

献立考えて

買い物行って

大量の切りものをして

調理して盛り付けて

てんこ盛りの皿洗いをしたら…

 

明日への活力はゼロドクロ

 

「一汁三菜」という

お手本のような家庭料理は

長年の男尊女卑の価値観

そう何千何万という女性たちの

苦労の上に成り立っている。

 

現代を生きる女性はなんと

史上最高に忙しいらしい。

 

そんな中、一向に変わらない

「家庭料理は和食がいい」

「一汁三菜は身体にいい」という価値観悲しい

誰かの犠牲の上に成り立っている

食文化なんて

健康なんて

くそくらえだっ…ちょっと不満!!!!

 

 

    

今日のまとめ指差し

和食なんて一汁三菜なんて…

哀れな日本人の幻想よ