出来ることなら避けて通りたいこと

 

される方も家族であれ他人であれ、させたくないこと

 

だから人は寝たきりになりたくないと願う

 

長い寝たきり、要介護状態が長いことは

 

「訪問介護」「訪問看護」があるとはいえ

今!すぐに!といったときのお世話は・・・

 

誰がするのだ!?

 

入院しているならば、看護師か看護助手が

 

施設に入っているならば、介護士が

 

それをしないでいる家族は介護をしたというなかれ!

と私は思う

 

入院生活も5ヵ月になる舅

 

同居の義妹は

病院から電話があると

せっせとオムツを配達している・・だけ

 

介護の基本、看取りに至るまでの期間

 

それは、排泄物の処理をしてこそのこと

 

それ抜きには語れない在宅介護の厳しさがある

 

「お父さんのオムツ交換なんか、できない」と姑は言った

 

新聞に載っていた「レンタルできる福祉用具」のうちのひとつ

 

「自動排泄処理装置」(尿と便を吸引するもの)を見つけた

 

要介護4・5ならレンタルできるようだ

 

母の在宅時には利用していないけれど

あったかどうか?

 

おそらくあったとしても利用していなかったと思う

 

人の手、声掛けによるオムツ交換ほど

温かいものはないと思うのだ

 

丁寧に身体を動かし

処置の後、温かいお湯で流して拭き取る

それが本人にとって、どんなに安心できることか

 

それが、気持ちよくないはずがないと

私は信じるから

 

100歩譲って、このレンタル商品が

在宅介護をする家族を楽にするのなら

それが、救世主となるのなら

 

お義母さん

貴女は、お義父さんの在宅介護がやれますか?

 

「お父さんには悪いけど・・・」と言った姑

 

舅の病状が落ち着けば

転院先はもう決まっている