中島京子著

「夢見る帝国図書館」を読んだのは数年前

本の中で変わったおばあさん喜和子さんの生涯が語られる。

子ども図書館で寝泊まりした話や

学生と同じ屋根の下で生活したこと、たくさんの蔵書に囲まれていたなど。

帝国図書館の歴史と絡めて面白く読んだ。

その中に 図書館ホールの上部に

真理はわれらを自由にする

という銘板がかがげられているとあった。

何故に聖書の言葉が?

国立国会図書館を見学したいと思った。

コロナ禍でかなわず、昨年ようやく目的を果たした。


研究者でも物書きでもない私は近くの図書館で間に合っている

国立国会図書館は初めて。

日本の出版物をほとんど収容している。多くはマイクロ化されて整理されているらしい。

地下8階まであるそうだ。


作った図書館カードを撫でながらスケールの大きさに圧倒され外に出た。

再び来ることはないであろう。

あらためて振り返りじっとみあげた。