このごろ急に気温が下がって、雪の訪れを感じさせますね。

私の愛用の某定食屋さんにも鍋物メニューナイフとフォークが登場して、さっそく胃も心ドキドキも温めていただきました。


漢方のことなら日本橋・六本木・新宿・中野にあるイスクラ漢方薬局に相談してみよう-鍋
この季節になるといつも悩まされるのが「冷えガーン」です。

手足が冷たくてなかなか寝付けない、
ぐっすり眠れず朝寒くて目が覚める、
何枚も重ね着をして着膨れしてしまう。
みなさんの周りにも重ね着でドラえもんドラえもん体型に
なっている人いませんか?漢方のことなら日本橋・六本木・新宿・中野にあるイスクラ漢方薬局に相談してみよう-着膨れまだ11月なのに…。
そんな冷え体質の方におススメの改善法があります。



それは…、
また漢方だと思ったでしょう?その出番はもうちょっと後です。

冷え体質の究極の改善法として試していただきたいのが…、
やっぱりスポーツ柔道です!

なーんだダウン、と思うでしょ。
でも「冷え」とは微小循環が低下している証拠。
循環を活発にして、代謝を高める運動は冷えの最大の特効薬!!なのです。

気分がふさぎがちな冬のストレス発散にもなってとても気持ちいいですよ。
運動の効能を漢方の理論的に説明すると…
流れの悪くなった血液(血)の動きを改善する活血作用
体内に溜まった余分な水分や脂肪(痰濁)を取り除く化痰作用
イライラなどのふさぎこんだ気分(気滞)をすっきりさせる理気作用
ほかにも、補腎やら補気やら効能は様々です。

私もこの夏からジョギング走る人を始めて、週に3回ほど、近所の公園を走ってます。漢方のことなら日本橋・六本木・新宿・中野にあるイスクラ漢方薬局に相談してみよう-公園 道
最初は500メートルでバテたり、膝が痛くなったりと散々ガクリでしたが、今では5キロキラキラくらい走れるようになりました。
おかげで今年はいつもより薄着かな。

でもなかなか自由な時間が作れなくて運動できない…、
体力(と根気はてなマーク)がなくてあまり運動が続かない…、
運動はしているのに冷えがなかなか良くならない…、
そんな方におススメの漢方があります。

漢方の理論によると冷えの原因には主に3つあります。

①血液が不足している「血虚」タイプ

顔色が悪い、立ちくらみやめまいをおこす、皮膚や髪につやがない、月経不順。
そのような症状が見られるのが、「血虚」タイプの方です。
血液が不足しているので、十分に体の表面まで血液が届きません。
食事量が少なく、毎月月経で血液が失われる女性はどうしても血虚になりがち。
このタイプの方におススメなのが、足りない血を補い、流れもよくする「婦宝当帰膠」です。
漢方のことなら日本橋・六本木・新宿・中野にあるイスクラ漢方薬局に相談してみよう-婦宝当帰こう
食養生としては、鶏レバー、豚肉、黒豆、ほうれん草、にんじん、なつめ、プルーン、これから旬の牡蠣などがおススメです。食事を抜くと血の材料が不足することになるので、三食規則正しく摂るようにしてください。


②血液を生み出したり、動かしたりする「気」の働きが弱っている「気虚」タイプ

少し動いただけで疲れる、いつもだるい、食欲があまりない、おなかがゆるい。
そのような症状が見られるのが、「気虚」タイプの方です。

「気」は食べたものから血を生み出す働きや、血のめぐりを良くする働きがあります。
このタイプの方におススメなのが、気と血を両方補う「帰脾湯」です。漢方のことなら日本橋・六本木・新宿・中野にあるイスクラ漢方薬局に相談してみよう-帰脾湯
食べ物では、鶏肉、えび、かぼちゃ、にんにく、ねぎ、生姜、きのこ、もち米、りんご、栗などがおススメです。
このタイプは胃腸の弱い方が多いので、冷たいものや生ものはなるべく控えてください。

③人体を温める作用がある腎の働きが弱っている「腎陽虚」タイプ

足腰がだるい、手足を触ると冷たい、むくみがある、顔色が白っぽい。
そのような症状が見られるのが、「腎陽虚」タイプの方です。

東洋医学では体を温める根本は「腎」にあると考えられています。
①や②の症状が長くなると、徐々に腎に影響を及ぼし、これらの症状が現れます。
このタイプの方におススメなのが、腎の働きを助けつつ、血も補う「参馬補腎丸」です漢方のことなら日本橋・六本木・新宿・中野にあるイスクラ漢方薬局に相談してみよう-参馬補腎丸

食べ物では、羊肉、牛肉、黒豆、大豆、山芋、ニラ、にんにく、くるみ、イチジクなどがおススメです。冷たいものは温めてから、さらに体を温める作用をもつ食材を積極的に摂ることをおススメします。代表的な症状と処方を挙げましたが、人によって体質は様々、適する処方も変わってきます。ぜひ店頭にてご相談下さい。

それとスポーツと食養生も忘れずに!