みなさん!!こんにちは!!!!
秋も深まり、外はもう5時になるとすっかり真っ暗ですね
しかーし!!まだまだ秋の夜長を楽しみたいあなた!!
ついつい夜は長いと深酒になっていませんか?
「今日の合コンホントいい男いなかったよー!!今から酒だ!酒!!!」
と、ついつい飲み過ぎなあなた!!
”酒は飲んでも飲まれるな”
という訳で、今まで散々お酒に飲まれてきたあなたに
酒と養生法についてお話したいと思います。
まず酒の歴史についてですが、
その歴史は古く三、四千年前にはすでに酒があったとされています。
そして酒は昔から”百薬の長”と呼ばれ、薬の起源とも言われています。
その効果ですが酒は少量飲むことによって、
血行をよくすることができます。
さらに体を温め、寒さを追い払い、陽気を回復させます。
基本的に酒の味は、甘味と辛味があります。
甘味は体を補うことができ、疲労回復に用いられます。
また辛味は発散の働きがあり、循環も良くしてくれます。
さらに性質は温性であり
寒を取り除き、温める働きがあります。
現在でも実際に生薬や果物を酒につけて、様々な薬酒も作られています。
それでは具体的にいくつかの例を挙げて見ましょう。
・枸杞酒
血圧安定、疲労回復、補温、解熱に良い
・生姜酒
冷え症や低血圧、肩こりにも良い
・ブドウ酒
補血、不眠、不安、気持ちが落ち込むなど精神的な症状に良い
・いちじく酒
疲労回復、整腸、便秘、貧血、食欲増進に良い
・キンモクセイ酒
不眠症、低血圧、胃に良い
など、普段口にしている食材も意外とお酒になるもんですね。
中国では”白酒”と呼ばれる有名なお酒があります。
白酒は蒸留酒で無色透明です。
原料はコウリャンが多く、トウモロコシを原料にするものもあります。
白酒はアルコール度が40~60度前後の強いお酒で、
特徴は寒さを取る「散寒」です。
日本で言う焼酎にあたります。
中国のとても寒い地域では打撲損傷などの外傷にも用いられます
また日本でも日本酒や甘酒は
胃腸を助ける「健胃」の働きがあります。
胃腸の機能を一時的に高めてくれます
他にもウイスキーはアルコール度が強く、
寒さを発散させる散寒作用があります。
さらに体を温めます
ビールは消化の働きを持っている麦芽が主原料ですので
「健胃、消食」の効能があります。
ほどよい苦味で食欲をそそるので、食欲があまりない時には
ビールを使います
ビールは栄養が豊富ですから中国では「液体面包」
つまり「液体のパン」とも呼ばれています
飲み方ですが、まず少量を飲む「少飲」
薄く飲む「淡飲」が基本です。
淡飲には、話しながら飲むと言う意味が多少入っています。
話しながら時間をかけて飲むということも多少あります。
つまり長い時間をかけて飲み
ゆっくり語り合うのがよい飲み方とされています。
しかーし!!飲酒において一番良くない事は、暴飲と多飲です。
暴飲は一回の量が非常に多いことで、多飲は毎日飲むことを言います。
今、「ドキッ!!!!」ってしたあなた!!!
「どうして私が飲みたいだけ飲んだらダメなんだ!!」
って思いますよね?
暴飲、多飲がなぜ体に悪いのかというと..
暴飲、多飲することによって体の中に痰湿が生まれます。
酒を飲むと循環が良くなるような感じがしますが、
飲む時には色々な物を食べることも多く、
飲み過ぎると水湿が停滞してしまいます。
もうひとつは、食べた物が酒に酔って非常に吸収されやすくなります。
それによって血液の中に吸収されて、脂肪分が増えてしまいます
だから毎日暴飲、多飲を繰り返していると
むくみやすく、太りやすい体になってしまうのです。
そんな体は嫌ですよね?
そう思ったみなさま!!これからは夜も長いですし、
ゆっくりと楽しい仲間や素敵な恋人と一緒に
晩酌なされてはいかがですか?