2018年3月1日
1st March, 2018
こんにちわ！「ビッグイシュー」という雑誌、ご存知でしょうか？
ホームレスの人々が路上で販売している雑誌で、売上の半分が販売者に渡ります。働いて生活すること、自立を助ける目的で、ビッグイシューというNPOが雑誌を発行•サポートしています。
札幌駅西口の高架下でいつも販売されています。チカホにもビッグイシュー専用のブースがあります。
そういえば札幌で働いている時は、全然買ってませんでした。ハリウッドスターが表紙になってたりして、「今回は誰かな...」って思いながら遠目で見て通り過ぎていました。ずっと気になってはいたんですね。
その「ビッグイシュー」
なんとメルボルンで再会したのです！！
□おじさんと$7
節約生活の私。時々ビッグイシューの販売員さんと出くわすのですが、「1冊$7もするのか〜...」と思うとなかなか買えないでいました。
だけど先日はアルバイトのお給料日！そして偶然学校の前の交差点に販売員さんがいる。今だ！$7だしちゃえ！
$10札をおじさんに渡し、「お釣りある？」って聞きました。
そしたら「$1しかない。いい？」って言うんです。
ごめん...おじさん！私も節約生活なの！$2ぽっちだけど、あげられない!!
「また今度にする！」
そう言って去ると、小さく「sit..!」と悔しがるおじさん。もしお釣りを持っていたら売れたのに...！って思っていたかな？もしくはケチな客だ..って思ってたかも。
だけど私も元•販売員。お客さんが戻ってきてくれた時の喜びを、知っている！！
私はすぐに、元々気になっていたカフェでお金を崩し、再びおじさんの元へ！！節約してても、バリスタの勉強のために、色んなカフェのコーヒーは飲むようにしているのです。
おじさーん。「$7〜！！」って言っておじさんに渡しました。
「Have a nice day〜！！(いい一日を)」って言って、ビッグイシューをもらって去ろうとしたら、
「You’re so lovely!!!Beautiful day!!!!(なんていい人だ！素晴らしい日を！)」と言われ(た気がする)、別れました。
おじさん、やっぱり嬉しそうだったなぁ〜。
私も、嬉しかったなぁ〜〜。
そんなホッコリした日でした。
□” 住みやすい”??
メルボルンには楽しい所、美しい所、沢山あります。
アーティストが路上で絵を描いていたり、楽器を演奏する人がいたり、何かしらイベントもやってます。おしゃれなカフェやレストランもいっぱい。
だけど、路上で毛布にくるまって寝転がってるホームレスもいっぱいいます。
都会だからっていうのもあるだろうけど。若い人も多いし、女性もいます。なぜホームレスなのかはわかりません。理由は人それぞれ、色々だと思います。
“メルボルンは世界一住みやすい街”
...って何かのアンケートで選ばれてるそうだけど..それってどういう事だろう。
それを聞いて私が勝手にイメージした「誰もが受け入れてもらえて、自由で、輝けて、毎日楽しい街」っていう事では、どうやらないみたい。
そんなこんなで
オーストリア2ndシーズン
☆32日目☆
Don’t worry,be happy!
笑顔で行こう。
みんな大好きー！*\(^o^)/*